https://www.hani.co.kr/arti/society/health/534040.html原文:2012/05/22 15:18 修正:2012/05/22 16:35(986字)
40代以上の男性の約3人に2人が、勃起不全、早漏症など性機能障害を持っているという研究結果が出た。
キム・ヨンシク ソウル牙山病院家庭医学科教授チームは、2010年8月~2011年5月に全国の15病院の家庭医学科を訪れた40歳以上の男性1313人(平均 57.1歳)を対象に調査した結果、彼らの64.4%(845人)が、勃起不全や早漏症のような性機能障害を負っていることが分かったと22日、明らかにした。今回の研究は、血中男性ホルモン濃度検査、勃起不全と早漏症のアンケート用紙での調査を通じて行われ、今回の研究結果は、24日済州島で開かれる第19回世界家庭医学会アジア太平洋地域学術大会で、発表される予定だ。
研究結果によると、調査対象の男性の43.9%(541人)は勃起不全、39.9%(472人)は早漏症、19%(248人)は男性更年期障害を患っていることがわかった。年帯別分析では、3種類の性機能障害の1つにでもかかってる割合は、40代は52.1%、50代65.8%、60代73.8%、70代
以上は79%と、年齢が高くなるにつれ増加する傾向が示された。症状別では、勃起不全は、40代21.3%、50代44%、60代66.8%、70代以上
は74.1%となり、男性更年期は、40代15.9%、50代18.1%、60代23.5%、70代以上22%集計された。早漏症は年帯別分布差が統計的に有意ではなかった。
研究チームが男性性機能障害に関わる要因を分析した結果、高血圧の場合、かかる可能性が1.3倍高くなり、糖尿は1.6倍となった。特に勃起不全の場合、
鬱病や前立腺肥大と関連が高かったが、鬱病の場合3.1倍、前立腺肥大があれば、そうではない場合より1.7倍高くなった。キム教授は「高血圧、糖尿、肥
満など生活習慣病は、心臓および血管疾患の危険を高めるだけでなく、男性性機能障害も大きく増加させる」、「40代以降の中年男性たちの幸せな性生活のためにも、生活習慣病とストレスの管理は必須」と述べた。
キム・ヤンジュン医療専門記者 himtrain@hani.co.kr
原文: 訳 M.S