原文入力:2012/05/21 22:16(982字)
←盧武鉉前大統領の兄ノ・ゴンピョン氏が共有水面埋め立て許可受領に介入した疑いで検察調査を受けるため、去る15日慶南(キョンナム)、昌原(チャンウォン)地検に出頭している。 昌原/ニューシス
盧武鉉前大統領の兄、コンピョン(70)氏と関連した人物の口座に数百億ウォン台の多額金銭が行き来した事実を発見したと言った検察が、一歩遅れて‘コンピョン氏には関連がないかも知れない’と翻意した。 盧前大統領3周忌を5日後に控えて、各種推測と混乱を起こしたのに続き、今度は発言内容を覆し唖然とさせている。
イ・ジュンミョン昌原地検次長検事は21日午後、出入り記者と会って「ノ・ゴンピョン氏の捜査をして口座を発見したことはその通りだが、口座の多額金銭をノ・ゴンピョン氏と関連させて考えるのは危険な発想」と話した。これは彼が去る18日午前、記者懇談会で「ノ・ゴンピョン氏関連資金追跡過程で数百億ウォン台の多額金銭が行き来した盧氏と近い人物の口座を発見した。 口座の名義は盧氏の資金管理人と推定される人」と言った発言内容を事実上覆すものだ。
当時イ次長検事は「2008年5月まで3~4年にわたり継続的に金銭が行き来している、偶然にも盧大統領退任直後に流れがぴったり終わった。 盧大統領を利用する悪い人々のために起きたこと」とし、盧前大統領周辺人物の大型不正を摘発したかのように自信を示した。
反面、ノ・ゴンピョン氏はもちろん彼の資金管理人として名指しされた廃棄物処理業者代表パク・某(57・慶南、金海市(キムヘシ))氏らは、口座の取り引き内訳を言論に公開するなど検察発表内容に強く反論した。 検察が‘誰のどんな金なのか’も明確にしなかったために、一部言論はノ・ゴンピョン氏周辺人物と事業などを報道し各種の疑惑を投じてきた。
盧武鉉財団関係者は「疑惑が確認されてもいない状況で何か大きな疑いがあるかのように言論に流す検察の態度に呆れる」と批判した。
昌原、金海/チェ・サンウォン、キム・グァンス記者 csw@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/533986.html 訳J.S