原文入力:2012/05/11 08:58(1223字)
"ひとりが主演を引き受ければ、ひとりは助演しても充分"
単一化手続きを経て大統領と国務総理の役割分担構想のようだ
ムン・ジェイン(写真)民主統合党常任顧問が10日アン・チョルス ソウル大融合科学技術大学院長との大統領候補単一化と関連して「単純に競争で勝った人が候補になり政権を掌握する次元ではなく、共に連合共同政府を構成する水準まで進まなければならないと考える」と明らかにした。
ムン顧問は<ハンギョレ>インタビューで「今後アン・チョルス院長との単一化が最も重要なカギになるだろうが、私は(単一化が)十分に可能だと考える」としてこのように話した。 この日のインタビューはチョ・グク ソウル大法学専門大学院教授が進め、インタビュー全文は14日付‘チョ・グクの出会い’に載せられる。
ムン顧問のこのような発言はアン・チョルス院長に‘ムン・ジェイン-アン・チョルス、またはアン・チョルス-ムン・ジェイン共同政府’の樹立を前提に野党圏候補単一化を推進するという意を公開提案したものと分析される。
1997年大統領選挙を控えてなされたDJP(金大中-金鍾泌)連合のケースのように、二人のうち1人は大統領、1人は国務総理を引き受け、共同で国政を導こうという構想と読まれる。
ムン顧問は 「(アン・チョルス院長とは)少なくとも政権交替を眺める観点であるとか、今後私たちの社会の方向や価値(を見る視角),時代精神などがとても近い。 いくらでも合わせられる」と語った。 彼は「(共同政府構成は)大統領選挙勝利のためにも必要だが、執権する場合に経済民主化と福祉拡充などの色々な計画を安定的に導く勢力基盤を拡大するという意味もある」と強調した。
彼は続けて「私が大統領選挙出馬を宣言することになれば(大統領候補として私が構想する)時代精神とその実現のための献身性を国民に評価されることになるだろう」としつつ「国民の支持を受けるならば私がそのような時代精神の実現に主役の役割をするだろうし、国民の評価がそうでないならば政権交替に助演の役割をしても充分だと考える」と明らかにした。
ムン顧問は「過去に金大中、盧武鉉の二人はアイデンティティが全く違う勢力(金鍾泌、鄭夢準)とも連合政治を企図しなければならなかったが、今は民主改革勢力だけがきちんとまとまれば大統領選挙で勝つことができる」と話した。 アン・チョルス院長勢力に加えて、統合進歩党と市民社会など民主改革勢力全般を合わせる民主連立政府構想を示したものと解釈される。
ソン・ウォンジェ記者 wonje@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/532381.html 訳J.S