原文入力:2009-03-20午後07:13:43
言論・金融・放送 10余人 挙論…遺族が告訴した4人 1次対象
警察 ‘有力要人’ 身元箝口…召還日程・調査方法にも慎重
キム・キソン記者,キム・ソンファン記者
←<韓国放送>が去る18日 ‘ニュース9’ で報道した焼け焦げた故チャン・ジャヨン氏文書. <韓国放送>画面撮影
チャン・ジャヨン氏 疑惑捜査 新局面
いわゆる‘チャン・ジャヨン文書’に性上納と酒接待の対象として記されている‘有力要人’らに対して警察が本格的な捜査に入ることによってタレント チャン氏の死を巡る疑問が新しい局面をむかえている。特に文書の要人には有力報道機関代表など社会的影響力が大きい人物が含まれていると判明し、これらが誰なのか、警察がどんな方式で彼らを捜査するのかに関心が集中している。
チャン氏が亡くなる前に作成した文書には、言論界と金融界,放送・芸能界高位級要人10余人が登場することが分かった。この文書を初めて公開した<韓国放送>のある関係者は「チャン氏文書に登場する人物中の一部は職責と名前が正確に記されていて、他の一部は職責や職業が記されている」と話した。放送会社側はこういう内容を警察に捜査資料として提出し、警察も「文章構成と情況上から特定できる人物がいる」と明らかにしている。これに伴い文書に実名と職責が上がった人物は全て捜査対象になるものと見られる。
特にチャン氏の遺族たちが実名と疑惑を特定して告訴した‘有力要人’ 4人が一次的な関心事だ。警察はこれら被告訴人の身元に対して徹底的に口を閉ざしている。だが‘報道機関代表など有力な人々なのか’という問いに「確認することはできない」として否定をしないでいる。彼らは単純に文書に名前が上がっては下りたのでなく、‘性上納と酒接待の対象者’であり犯罪疑惑が特定された状況なので調査過程でいつでも身分が‘被告訴人’から‘被疑者’に変わりうる。
チョ・ヒョノ京畿警察庁長は20日、‘国民的疑惑’と‘地位上下’等の単語を使って徹底した捜査を約束した。しかし警察は彼らの召還日程や場所,調査方法などについては「まだ検討していない」として慎重な態度を見せている。社会的影響力が大きい人物らの調査にともなう負担が大きくならざるをえないためだ。
このような事情のために警察の一部ではすでに警察が召還日程を先送りしたり、出席拒否などの理由で捜査を‘一定水準’で終えるという観測も出てきている。
警察のある関係者は「一般的な告訴事件の場合、告訴人調査が終れば被告訴人に出席要求書を送り警察署に出てくることを要求し、これに継続的に応じなければ起訴中止を下す手続きを踏む」として「例外を適用しないならば議論された人々は全員警察署に出てきて調査を受けなければならない」と話した。
城南/キム・キソン,キム・ソンファン記者player009@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/345312.html 訳J.S