原文入力:2012/05/04 21:31(634字)
米国産牛肉輸入中断を要求するろうそく集会が去る2日ソウル市、中区(チュング)、清渓(チョンゲ)広場で再び開かれた。 いわゆる‘狂牛病ろうそくデモ’の導火線になった2008年5月2日の最初の集会には1万人が参加し、今回は3000人が集まった。 当時のろうそくデモは一ヶ月後には参加者が100万人に増え、新生李明博政府にとって一種の‘トラウマ’になった。 ろうそくデモが一段落するやいなや国務総理室の民間人査察が行われ、デモに参加した市民団体に対する補助金支給が中断された。
米国の狂牛病牛発見の便りにも関わらずいまだに政府は検疫を中断していない。 農林水産食品部が大統領府との協議過程で退いたということが大方の解釈だ。 トラウマは鮮明な視覚的イメージ(世宗路(セジョンノ)を埋め尽くし大統領府へ質しに行くという市民)を伴い、そのイメージは長期記憶(4年が過ぎた)になるという。 トラウマから抜け出すにはその原因を解消して克服するか、その度に臨機応変に逃げるか、二つに一つだ。 政府の態度は後者に近いようだ。 わが政府、トラウマをまだ消せないの? 本当にそうなの?
ナム・ジョンヨン記者 fandg@hani.co.kr
原文: 訳J.S