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貯蓄銀行 4行 捜査 営業停止も秒読み

登録:2012-05-04 07:32
https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/531213.html

原文入力:2012/05/03 22:05(800字)

 貯蓄銀行に対する追加構造調整が‘秒読み’に入った状況で金融監督院が貯蓄銀行4行を最高検察庁中央捜査部に捜査依頼したことが3日明らかになった。金融監督院が検察に捜査を依頼した貯蓄銀行はS貯蓄銀行、H貯蓄銀行とまた別のH貯蓄銀行、M貯蓄銀行など4ケ所だ。 これら貯蓄銀行の資産規模は合計12兆ウォン台に及ぶ。

 金融監督院高位関係者は「貯蓄銀行に対する検査に乗り出すたびに、同一人貸出限度超過などの違法事実が明らかになれば、その都度検察に捜査依頼している」と明らかにした。 金融当局が昨年9月、貯蓄銀行構造調整過程で営業停止措置を猶予した貯蓄銀行に対する経営正常化履行実態点検過程で経営陣の不法・不正疑惑を追加で補足した可能性を表わしたのだ。 検察は来週にも本格捜査に着手するものと見られる。

 昨年1・2次構造調整の時、金融監督院が退出対象貯蓄銀行名簿を発表した後に検察に捜査を依頼したこととは異なり、今回 金融監督院が足早に対処したことは該当貯蓄銀行の経営陣が財産を隠匿したり引き出す行為を事前に遮断するためと考えられる。

 金融監督院は捜査依頼とは別に、早ければ今週末に経営評価委員会を開き、貯蓄銀行が提出した自助計画案を審査して営業停止有無を決める計画だ。 市場では少なくとも貯蓄銀行1,2行は営業停止にあう可能性が高いと見ている。 金融監督当局は昨年9月、貯蓄銀行85行に対する検査結果を土台に、この内6貯蓄銀行に対して営業停止措置を猶予し、最終的に4行を対象に強力な資産・負債実態調査作業を進めてきた。

イ・ジェミョン記者 miso@hani.co.kr

原文: 訳J.S