原文入力:2012/05/03 20:39(1400字)
←パク・ヨンジュン前知識経済部次官が3日明け方、ソウル、瑞草区(ソチョグ)の最高検察庁でパイシティ許認可ロビー疑惑に関する調査を終えて帰宅している。 イ・ジョンア記者 leej@hani.co.kr
検察、公務員に捜査拡大
パイシティ開発事業許認可不正を捜査中である最高検察庁中央捜査部(部長 チェ・ジェギョン)は3日イ・ジョンベ(55)前(株)パイシティ代表から許認可請託名目で1億ウォン余りを受け取った疑い(特定犯罪加重処罰法の斡旋収賄)でパク・ヨンジュン(52)前国務総理室国務次長の事前拘束令状を請求した。 また、検察はこの日、同じ名目で数千万ウォンを受け取った疑い(特定犯罪加重処罰法の斡旋収賄)でカン・チョルウォン(48)前ソウル市政務調整室長の事前拘束令状を請求した。
パク前次長は2006~2007年にイ前代表から「パイシティ許認可業務をよく見てほしい」という請託と共にブローカー イ・某(60・拘束)氏を通じて数回にかけて100万ウォン小切手20枚など1億ウォン余りを受け取った疑いを受けている。
検察はパク前次長が小切手を現金化する過程で動員した人物として名指しされたイ・某(59)JE&テク会長の口座追跡過程で(株)パイシティの資金の他に他の業者から資金が流れ込んだ情況を把握して、パク前次長の身柄が確保され次第この部分を集中捜査する方針だ。 検察は、現在中国に留まっているイ会長が事実上‘逃避’をしたと見て、前日に出頭を通知したのに続き種々の経路で帰国を圧迫している。
カン前室長の金品授受の疑いが明らかになり検察がパイシティ許認可不正にかかわったソウル市の公務員たちが他にもいるかという点に捜査を拡大している。 オ・セフン ソウル市長の時期、カン前室長がソウル市広報企画官として在職していた時期である2008年に、ブローカー イ氏がパイシティ許認可請託と共に数千万ウォンをカン前室長に与えたという陳述を検察が確保して、実際に金銭が渡された情況を確認したことが分かった。 この間、参考人として検察の調査を受けていたカン前室長は去る2日、被疑者身分に変わった。
(株)パイシティがソウル市の公務員らを相手に許認可ロビーをしたと疑われるのは二つの時期に分かれる。 最初はソウル、良才洞(ヤンジェドン)旧貨物ターミナルを複合流通団地に用途変更する問題が議論された2004年~2005年12月で、二番目は2006年5月から事業計画案が建築委員会審議を通過した2008年10月の間だ。
ただし検察が注目しているロビー時期は2007年5月以後だ。 金品ロビーにかかわったソウル市公務員たちに適用可能な容疑は斡旋収賄または、特定犯罪加重処罰法の斡旋収賄だが、控訴時効が共に5年だ。 2007年5月以前の金品授受行為は疑惑から除外される。 最高検察庁関係者は「今のところはカン前室長の他に許認可不正と関連して金を受け取ったソウル市公務員は確認されていない」と話した。
キム・ジョンピル記者 fermata@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/531173.html 訳J.S