原文入力:2012/05/02 23:07(1808字)
←米国産牛肉反対ろうそく集会4周年である2日夜、ソウル、清渓(チョンゲ)広場で市民がロウソクのあかりを持って狂牛病が再発した米国産牛肉の輸入中断を要求するデモをしている。 イ・ジョンア記者 leej@hani.co.kr
2012年、再びロウソクのあかりを点す、この言葉を取り戻そうと…
2010年 李大統領 "多くの憶測が事実ではないことが判明したのに、どこの誰も反省する人がいない。反省がなければ社会発展もない」
ソウル・釜山などで‘米国産牛肉輸入中断’要求集会
米国産牛肉輸入中断を要求するろうそく集会が2日夜、ソウル市、中区(チュング)の清渓(チョンゲ)広場で開かれた。 釜山・大田(テジョン)・蔚山(ウルサン)・光州(クァンジュ)など全国の主要都市でもろうそく集会が開かれた。
狂牛病危険監視国民行動と韓-米FTA阻止汎国民運動本部などはこの日の集会で「2008年5月政府が‘米国で狂牛病が再発すれば、直ちに輸入中断する'とした新聞広告の約束を守れ」と要求した。 この日の集会は米国産牛肉輸入に抗議するろうそく集会が初めて開かれた2008年5月2日を念頭に置いて準備された。ちょうど4年ぶりに同じ場所で同じ問題を扱うろうそく集会を再び開いたわけだ。4年前には最初のろうそく集会から市民1万人余りが集まり、以後数万人が連日参加しながら規模が手のほどこしようもなく大きくなった。
集会には3000人余り(警察推算1500人余り)の市民が参加した。「ポッドキャスト放送<ナコムス>を聞いて考えが変わった」というキム・某(18)さんは「中間考査を終えるやいなや走って出てきた。政府が米国産牛肉の輸入をしないで欲しい」と話した。 4年前に清渓広場でロウソクのあかりを掲げたファン・ドヨン(47)氏は「国民の健康を管理する政府の態度が4年前も今も全く変わらないことに腹が立つ」として「国民の意思を再び表現しなければならないようで集会に出てきた」と話した。 ムン・ソングン民主統合党代表権限代行、シム・サンジョン統合進歩党共同代表ら野党要人も参加した。 警察は50余中隊を配置して集会場周辺に車壁を駐めたが集会自体を妨害することはなかった。
←2日午後ソウル、清渓広場で開かれた'米国産牛肉輸入中断および再協議要求国民ろうそく集会'で参加者がロウソクのあかりを振っている。この日のろうそく集会には参与連帯、統合進歩党、言論労組をはじめとする政治・社会団体だけでなく'チョン・ボンジュと未来権力','ダウム アゴラ'等のオンライン基盤の集いも参加した。 【ソウル=ニューシス】
4年ぶりにロウソクのあかりが再び点されたが、4年前の熱気が再現されるかは未知数だ。 集会主催側も断言はできない雰囲気だ。 アン・ジンゴル狂牛病危険監視国民行動 民生経済チーム長は 「今回のろうそく集会を契機に米国産牛肉輸入中断の約束を受け取る」と語った。 検疫中断など政府の責任ある決定が下されるまでろうそく集会を継続しなければならないという意だ。 また別の市民団体関係者は「4年前には教育制度の変化に批判的な青少年が集会に多く参加したが、今はその時と状況が違い、2008年ロウソクのあかりの成果に対する懐疑も市民の間に一部広まっている」と話した。 集会に参加したビョン・某(31・会社員)氏は「思ったより参加する市民が少なくて多少失望した」としつつも「政府が検疫を中断しなければ結局は市民の不満が爆発して集会規模が大きくなるだろう」と話した。
一方、この日の集会の司会をする予定だったキム・ドンギュ韓国進歩連帯民生委員長が午後5時37分頃、ソウル市、江西区(カンソグ)、禾谷洞(ファゴクトン)の自宅で警察に緊急逮捕され、2時間余りで解放された。 集会主催側は「逮捕令状発給後、十ヶ月間自由に行動してきたキム委員長をこの日になって突然逮捕したことは集会を妨害しようとする意図」と批判した。 ホ・ジェヒョン記者 catalunia@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/531005.html 訳J.S