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海洋警察庁長にイ・カンドク内定

登録:2012-04-30 07:43

原文入力:2012/04/29 23:59(768字)

ソウル警察庁長官キム・ジョンソク挙論

←イ・カンドク ソウル地方警察庁長 イ・カンドク(50・警察大1期)ソウル地方警察庁長官が海洋警察庁長官に内定した。

 イ庁長の海洋警察庁長任命は最終決定権者である大統領の決裁だけを残していることが分かった。 先立ってモ・ガンイン海洋警察庁長官は去る27日に開かれた海上警察指揮部会議で辞意を表明した。

 イ庁長は警察大1期出身で浦項(ポハン)南部署長、慶北(キョンブク)亀尾(クミ)署長、ソウル、南大門(ナムデムン)署長、慶北(キョンブク)警察庁次長などを経て、李明博政府になって以後は大統領府公職規律チーム長と大統領室治安秘書官に続き、釜山警察庁長官、京畿(キョンギ)警察庁長などを歴任するなど常勝疾走した。

 イ庁長の海洋警察庁長官内定は治安正監から治安総監へ一段階昇進する‘栄転’だが、警察内部では‘栄転でない栄転’という評価が出ている。 イ庁長は当初次期警察庁長官1順位と予想されていた。 だが、李大統領と同郷である慶北、浦項出身であることに加え、4・11総選挙を控えて民間人不法査察疑惑に火がつき当時大統領府公職規律チーム長を務めた履歴が問題になり最終人選で排除された。

 一方、イ庁長の後任としてはキム・ジョンソク警察庁企画調整官の昇進発令が議論されていて、水原(スウォン)20代女性拉致殺害事件で辞意を明らかにしたソ・チョンホ京畿警察庁長は警察組織の安定次元で辞意が差し戻される可能性が高いという評判だ。

ユ・ソンヒ記者 duck@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/530454.html 訳J.S