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"お前の話は信じられない" 112録音収録に‘そいつの声’含まれていた

登録:2012-04-27 08:47
https://www.hani.co.kr/arti/society/area/530208.html

原文入力:2012/04/26 21:02(1151字)

水原(スウォン)殺人犯‘他の犯罪’現れず
検察、拘束起訴で捜査仕上げ
録音ファイル中‘犯人の声’確認
警察 "聞こえなかった" 嘘と判明

 京畿道(キョンギド)、水原市20代女性拉致・殺害事件を犯したオ・ウォンチュン(42・中国同胞)氏が事件発生25日ぶりに拘束起訴された。 検察は112申告センター録音ファイルを分析した結果、警察が今まで聞こえなかったと主張していたこととは違い、オ氏の音声を確認したと明らかにした。

 水原地検刑事3部(部長 チ・ソクペ)は26日オ氏を殺人および死体遺棄などの容疑で拘束起訴した。

 チョン・サンファン水原地検1次長検事は 「オ氏は頻繁な性売買とインターネットわいせつ物接続など歪んだ性生活をしてきて、去る1日夜道を通りがかった被害女性に性暴行するために拉致し、抵抗されるや現金2万1000ウォンと金ネックレスなど160万ウォン相当の金品を奪い、首を絞めて殺害した」と捜査結果を発表した。

 検察は112申告センター録音ファイルを確認した結果、被害女性が112申告電話をした直後、‘お前の話は信じられない、こんなことをしては駄目じゃないか、余計なことを考えるな’という犯人の声が含まれている事実(<ハンギョレ> 4月10日付1面)を確認したと明らかにした。 警察高位関係者はこれに先立ち「録音ファイルに犯人の音声は絶対に無い」として「嘘だったら服を脱ぐ」と否認した経緯がある。

 検察による調査の結果、オ氏は被害女性の遺体を傷つける最中にもスマートフォンで淫乱映像物を見たりしていた。

 中国、内モンゴル出身のオ氏は1990年代中盤に脱北女性と結婚した後、40日ぶりに破局を迎えた。 また、脱北女性の戸籍を洗濯した疑い(文書偽造)で2ヶ月ほど収監されたこともあるが、特別な凶悪犯罪経歴はないことが調査された。 オ氏は中国人と再婚して11才になる息子もいることが確認されたが、2007年9月23日に韓国内に入ってきて5年間にわたり肉体労働をしながら稼いだ金5500万ウォンを家族に送金していたことが分かった。 9ヶ月間オ氏と同居して去る1月に別れた女性(主婦)は検察で「内省的であったが性関係を強要したことはなかった」と述べた。

 チョン次長検事は「何か抑圧された感情が爆発して遺体を傷つけたことが伺われるが、サイコパスの特性は発見されなかった」と話した。

水原/キム・キソン記者 player009@hani.co.kr

原文: 訳J.S