原文入力:2012/04/16 11:49(1308字)
←去る3月27日釜山、水営区(スヨング)のセヌリ党市党で開かれた選挙対策委発隊式に参加したムン・テソン候補が党関係者たちと挨拶を交わしている。 ‘ムンドリコー’のニックネームを得たが、彼は依然として潔白を主張している。 ニューシス
米国言論がムン・テソン セヌリ党国会議員当選者(釜山沙下(サハ)甲)の盗作問題を取り上げ国際オリンピック委員会(IOC)委員資格が俎上に上がったと報道した。 セヌリ党は16日ムン議員の党除名について議論したが留保することに決めたと明らかにした。
<シカゴトリビューン>のオリンピック関連専門記者であるフィリップ ハーシは去る13日(現地時間)‘国際オリンピック委員会のもう一人の盗作者?’という題名の記事を通じて、ムン委員の消息を詳しく伝え「国際オリンピック委員会は不正行為をした選手については資格を剥奪する。 委員に対しても同じでなければならない」と指摘した。
この新聞は<コリアタイムズ>にのせられた‘盗作天国’というコラムを引用してムン委員の博士学位論文盗作論難を伝え「相手側がこの問題で国会議員選挙で候補辞退を要求したが無駄骨に終わった」と報道した。 また、ムン委員が選挙で45.1%を得票して41.6%を得た2位を押さえ国会議員に当選したと伝えた。
新聞はムン委員の盗作問題が同じ問題で大統領職を辞任したパール シュミット ハンガリー大統領の事例と類似していると指摘した。パール シュミット前大統領もやはり国際オリンピック委員会委員であり、20年前に書いた自身の博士学位論文が盗作と明らかになり去る2日に大統領の席から退いた。
ハーシ記者はムン委員も同じく国民大で論文盗作の有無調査が進行中だと伝えて「イ・デテク国民大研究倫理委員会委員長に電子メールで問い合わせした結果、決定まで‘3~4ヶ月程度かかるだろう’と話した」と明らかにした。 そしてムン委員が盗作を否認しているが「彼の論文が数十ページを書き写したということは疑いの余地がない」 という<コリアタイムズ>のコラム内容も共に伝えた。
この新聞は「ムン委員の盗作が明らかになるならばシュミット前大統領よりさらに強い批判を受けて当然」とし「これは学問に対する犯罪であり、ムン委員は学者だ」 と指摘した。 また「国際オリンピック委員会は正直に対する犯罪を深刻に見ていて大学倫理委員会の決定は犯罪に対する十分な証拠」と付け加えた。
一方セヌリ党はこの日非常対策委員会でムン当選者と弟嫁に対する性暴行未遂論議に包まれたキム・ヒョンテ国会議員当選者に対して議論したが 「真相調査結果により立場を定める」として党除名案件を否決した。
クォン・オソン記者 sage5th@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/528468.html J.S