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10分で復旧できるものを・・・検察、官封写真見たのか見られなかったのか

登録:2012-04-07 07:20

原文入力:2012.04.06 11:25(1479字)

←チャン・ジンス前国務総理室公職倫理支援官室主務官が、昨年4月頃大統領府が“口止め用”として渡したという5000万ウォンの札束を携帯電話のカメラで撮っておいたものを4日公開した。 記号と包装番号など韓国銀行の引き出し記録が書かれた‘官封’(左側)と官封で束ねられた5万ウォン札紙幣10束. チャン・ジンス氏提供

チャン・ジンス側のイ・ジェファ弁護士<ソン・ソッキの視線集中>に出演
「検察に証拠として携帯電話を提出したのに捜査進行されず」
「チャン・ソンミョン、リュ・チュンニョル召還を躊躇…口裏合わせる時間を与える」

 チャン・ジンス前主務官の弁護を引き受けたイ・ジェファ弁護士が民間人不法査察を再捜査している検察の消極的な態度に厳しい叱責を加えた。

 イ・ジェファ弁護士は6日午前、MBCラジオ プログラム<ソン・ソッキの視線集中>に出演し、「チャン・ジンス主務官が去る3月21日検察で調査を受ける際に携帯電話をすでに提出した」として「提出した理由が(官封された)現金の写真を撮ったあと消したものがあるが復元して使うようにということだった」と話した。 彼は「提出した携帯電話を3月29日に返還されたが、4月3日、ひょっとして復旧できるかと思いひま潰しにインターネットの復旧プログラムをダウンロードしてやってみたら10分で復旧できた」としてチャン前主務官が5000万ウォンの官封現金の写真を復旧した経緯について説明した。

 チャン前主務官が10分で復旧した写真を検察が復旧できなかったはずはないので、わざとしなかったのではないか、あるいは復旧しておきながら捜査をしなかったのではないかという疑惑を提起したのだ。 イ・ジェファ弁護士は「(しかし検察では)実際、5千万ウォンと関連した捜査は全く進行されていなかった」と批判した。

 イ弁護士はチャン・ジンス前主務官が金銭を渡されたと述べたチャン・ソンミョン秘書官とリュ・チュンニョル前管理官の召還調査を検察がしないことに対しても問題を提起した。 イ弁護士は「チャン・ソンミョン秘書官に関する話は3月20日に私たちが詳しくしたので、すでに半月が過ぎたことになる」として「にもかかわらず未だにチャン・ソンミョン秘書官どころかリュ・チュンニョル支援官も召還しないでいるが、これはどうにも納得できないこと」と話した。 イ・ジェファ弁護士は「半月間、この二人にも他の色々な人にも時間を与えたわけです」と言い、「検察が民政首席室の顔色を伺っていてまともに捜査しないでいると見ざるを得ない」と述べた。

 先に民主統合党のパク・ヨンソン〈MB-セヌリ審判委員会〉委員長も5日記者会見を行なって「検察はなぜ写真復旧ができなかったのか、それともわざとしなかったのか、しなかったのかできなかったのか、明確な説明がなければならないと考える」として「いかなる場合にも、検察が写真復旧できなかったという点については国民に対し明確な説明を要求する」と話した。 パク・ヨンソン委員長は「検察がわざとしなかったにしろ実力がなくてできなかったにしろ、どちらにしても廃業しなければならない水準だと考える」と付け加えた。

パク・スジン記者 jin21@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/527076.html 訳A.K