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日本‘電子ブック市場 育成へ’乗り出す

登録:2012-03-30 12:25
https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/525941.html

原文入力:2012/03/29 21:10(650字)

民間-政府、手を握り巨額投資

 日本政府が電子ブック市場を活性化するために出版業界と手を握ることにした。 出版業界が推進している電子ブック製作と流通網拡充に政府が出資したファンドなどが巨額を投資することにしたのだ。

 29日<朝日新聞>報道によれば、日本政府が90%の持分を持つ官-民合同ファンドである産業革新機構は来年2月に出版業界が連合して設立する出版デジタル機構に150億円を投資する。 出版デジタル機構は講談社など3ヶの大型出版社と印刷会社などが中心となって設立する会社で、100万冊の書籍を電子ブックとして出す計画をもっている。 産業革新機構はこの会社の資本金170億円の内の90%を出資し最大株主になる予定だ。 日本政府が100%出資した政策金融機関である日本政策投資銀行は三井物産と東芝、NECなどと共に電子ブック配信サービス会社である‘ブックライブ’と資本提携すると発表した。

 政府投資機構のこのような動きは電子ブック市場を育てるためだ。 日本の電子ブック市場は現在 年間600億円(約8000億ウォン)規模だが、2015年には2000億~3000億円規模に成長すると三井物産は見通している。

東京/チョン・ナムグ特派員 jeje@hani.co.kr

原文: 訳J.S