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清州(チョンジュ)無心川にはカワウソが棲んでいます

登録:2012-03-30 08:39

原文入力:2012/03/29 22:31(709字)

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棲息痕跡 117ヶ所 確認

忠北(チュンブク)、清州都心を流れる無心川にカワウソ(写真)が棲んでいることが明らかになった。 カワウソは絶滅危機1級動物で水生態系の健全性を評価する指標種だ。

 自然環境復元研究院が29日清州市庁で明らかにした‘無心川カワウソ棲息実態調査報告書’を見れば、無心川の上・下流でカワウソ棲息痕跡 117ヶ所(排泄物跡114ヶ所、足跡3ヶ所)が発見された。

 無心川の上流地点であるチャンピョン橋、南一面(ナミミョン)コウン里一帯で62ヶ所、清州大橋~第2雲泉(ウンチョン)橋などの都心区間で32ヶ所、無心川・美湖川(ミホチョン)が出会う下流地点で23ヶ所のカワウソ棲息跡が発見された。 しかしカワウソ成体と棲息地は発見されなかった。

 上流はカワウソの排泄物が集中しており、足跡、休息跡なども多様で有力な棲息地と予測された。 しかし人工護岸などで直江化された都心区間と清州堰などが設置された下流区間にはカワウソ棲息跡が相対的に少なかった。

 チョン・ジュヨン自然環境復元研究院理事は「2000年以後、無心川を生態河川に育てたことにより魚が豊かになりカワウソが無心川に再び訪れたと見られる」として 「分布範囲から見る時、少なくとも2組以上のカワウソが無心川に棲息していると推定される」と話した。

オ・ユンジュ記者、写真文化財庁提供

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/525978.html 訳J.S