原文入力:2012/03/28 22:53(1919字)
←堰連結部分‘亀裂’去る21日午後、栄山江(ヨンサンガン)昇村(スンチョン)堰区間でフォークレーンが水を抜いて川床補強工事をするために設置した仮防水を壊している。フォークレーンの間から堰連結部分(円で記されたところ)にできた亀裂が見える。 光州/イ・ジョンア記者 leej@hani.co.kr
国土部補強断面図を見ると‘コンクリート充填’言及
4大河川調査委 " "4ヶ所で沈下…崩れる可能性"
政府、16ヶ堰 特別点検後 "問題ない" 反復
4大河川16ヶの堰に対する特別点検をしてきた政府が28日 「安全に全く問題がない」という結論を下した。 しかし堰本体の安全に直接的な影響を及ぼす恐れがある‘副ダム石積み’の沈下憂慮が提起されて、水門異常と亀裂が追加発見されるなど安全性論難は静まる気配がない。
環境団体と学界で構成された4大河川調査委員会はこの日、国会議員会館で記者会見を行って去る1日から26日までに行った第5次4大河川全数調査結果を発表した。 調査委員会は記者会見で「達城・漆谷(チルゴク)・江亭高霊・亀尾堰など4ヶの堰で副ダム石積みが沈下または、下部浸食され、陜川(ハプチョン)・咸安堰など2ヶの堰では沈下が疑われる」と明らかにした。
副ダム石積みは堰の本体と連結された構造物で、副ダム石積みの構造に異常が生じれば最悪の場合、堰本体が倒れる恐れがある。 パク・チャングン関東(クァンドン)大教授(土木工学)は「最近国土海洋部が出した月城堰と江亭高霊堰の補完工事説明資料を見れば副ダム石積みの下をコンクリートで満たしておく補強工事をするとされている」として「堰が崩れかねない致命的な構造的欠陥が発生したと見られる」と主張した。
調査委は4大河川席にすでに安全性憂慮が現実化していると指摘する。 昨年洛東江(ナクトンガン)のほとんどの堰で亀裂と漏水が発見されたのに続き、今回の調査では栄山江(ヨンサンガン)昇村堰でも発見された。 調査委は「昇村堰水門下段のコンクリート ブロックが沈み、垂直継ぎ目が外れたり広がる現象が発見された」と明らかにした。 4大河川調査委は「真冬の零下の気温の中で工事を強行し作業者の集中度が低下する夜間工事までしたため」としながら「コンクリート破損と漏水は16ヶの堰の中で12ヶの堰で確認された」と話した。