原文入力:2012/03/25 23:03(1223字)
←北を眺めるオバマ 2012核安保首脳会議に参加するために訪韓したバラク・オバマ米国大統領が25日板門店(パンムンジョム)共同警備区域を訪問してオウルレー警戒所で双眼鏡で北側を見ている。 左からジェームズ サーマン駐韓米軍司令官、オバマ大統領、チョン・スンジョ合同参謀本部議長、エドワード・テイラーUN司令部警備大隊長. 板門店/写真共同取材団
李大統領と首脳会談…本日、核安保首脳会議開幕
李明博大統領とバラク・オバマ米国大統領は25日大統領府で韓-米首脳会談を持ち、北韓の長距離ミサイル発射計画が挑発的行為という認識を共にして計画の撤回を促した。
李大統領はこの日夜、首脳会談の後に開かれた共同会見で「両国は北韓の長距離ロケット発射計画発表が国連安保理決議と米-朝間合意に違反するもので、国際平和と安全を脅かす挑発的行為ということで意見を共にした」として 「北韓が発射計画を直ちに撤回し国際的義務を遵守しなければならないということでも意見が同じだった」と明らかにした。
オバマ大統領は「北韓が先月約束したことを守れないならば‘対北韓食糧(栄養)支援パッケージ’は(提供することが)難しい」と話した。 彼は 「食糧支援パッケージは食糧が必要な人々に到達することを確認しなければならない」として「しかし緊張時にはモニタリングは難しく(食糧支援が)必要な人々に到達できないならば支援を提供することが難しい」と強調した。 北韓が長距離ロケット発射を強行する場合、制裁措置として‘2・29北韓-米国合意’の中で対北韓食糧支援を撤回することを明確にした。
オバマ大統領は続けて「北韓が国際的安保、国連安保理決議案に違反するたびに追加的な孤立、より一層強化された制裁措置が施行されてきた」として 「今回もこのようなことが起きるのではないかと考える」と話し、追加制裁の可能性に言及した。 オバマ大統領は米国の国防予算縮小と関連して「韓国を含むアジア太平洋地域に影響を及ぼさない」と再確認した。
両首脳はこれと共に戦時作戦権転換、2+2外交・国防長官協議体スタートなど韓-米同盟の成果を点検して、去る15日に発効された韓-米自由貿易協定(FTA)の効果的運営のために長官級共同委員会を早期に開くことに合意した。 両首脳は韓国のミサイル射程距離を縛っている韓-米ミサイル指針に関しては「対北韓戦略次元で論議中」としつつ具体的な返事を避けた。 オバマ大統領はこの日初めての公式日程で休戦ライン非武装地帯(DMZ)近隣の米軍部隊を訪問し分断現場を見回した。
アン・チャンヒョン記者 blue@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/525106.html 訳J.S