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野党圏連帯 座礁の危機

登録:2012-03-22 12:05
https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/524675.html

原文入力:2012/03/22 08:18(1751字)

イ・ジョンヒ "辞退はしない" …民主‘競選不服’拡散
両党、危機収拾 切迫感 交渉ライン再稼働

 4・11総選挙候補者登録日を翌日に控えた21日、野党圏連帯が根元から揺れている。 民主統合党と統合進歩党の候補単一化世論調査競選を実施したソウル、冠岳(クァナク)乙(キム・ヒチョル-イ・ジョンヒ)で起きた問題が他の地域にも広がっているためだ。

 統合進歩党が21日、野党圏連帯交渉に参加したり合意文に署名した責任ある両党指導部の出会いを緊急提案し‘種火’の保存に努めたが、今回の事態を眺める両党の見解と解決法に開きが大きく事態解決が容易ではない展望だ。 この日、国会ブリーフィングルームである政論館で進行された様子だけを見れば、野党圏連帯はすでに川を渡ったようにも見える。 野党圏連帯の象徴性が高い地域で‘統合進歩党4人衆’に敗北した民主統合党候補4人が同時に記者会見を行った。 イ・ジョンヒ代表に敗れたキム・ヒチョル候補(冠岳乙)をはじめチョン・ホソン、ノ・フェチャン スポークスマンに敗れたコ・ヨンホ(恩平乙)、イ・ドンソプ(蘆原(ノウォン)丙)候補、シム・サンジョン代表に敗れたパク・ジュン候補(京畿(キョンギ)高陽(コヤン)、徳陽(トギャン)甲)が一斉に「世論調査歪曲に対して責任をとり辞退せよ」と主張した。他の地域でも冠岳乙と同じことが起きたとして共同対応に出たのだ。

 事態がここに至るや統合進歩党は「競選不服(事態の解決)」を主張して出た。イ・ジョンヒ代表など4人の共同代表は民主統合党との会合を提案しながら「今、私たちがしなければならないことは野党圏連帯を通じた総選挙体系を至急に整備し、セヌリ党を相手に戦列を整えることだ。」とし、「イ代表は辞退しない意をツイッターで明らかにした。 一角で発生した競選不服事態を整理して未合意の地域を含む残った争点を候補登録が始まる前の今日中に目処をつけなければならない」と強調した。 野党圏連帯交渉に関与したある要人は「統合進歩党が競選で負けた40余りの地域では何の話もないのに、民主党が負けた7ヶの地域では全て競選に従わず民主党指導部は傍観している。今回の事態の核心は(冠岳乙の) ‘携帯メール事件’ではなく野党圏連帯を脅かす競選不服行為」だと語った。

 民主党の公式立場は関係者による問題解決だ。 統合進歩党の会合提案に対しても 「山のような責任を前提にするならば検討できる」(パク・ヨンジン スポークスマン)だった。 具体的な言及は避けたが、統合進歩党が責任を負う方式で△イ・ジョンヒ代表の候補辞退△ペク・ヘリョン(民主党)、チョ・ソンチャン(統合進歩党)候補の格差が世論調査誤差(選挙区外の居住者が応答)以内と明らかになった京畿(キョンギ)安山(アンサン)タン園(タンウォン)甲再競選△過去のセクハラ前歴が明らかになったユン・ウォンソク統合進歩党候補辞退(京畿城南(ソンナム)中原(チュンウォン))を要求している。 野党圏連帯交渉に関与したある要人は「野党圏連帯全体の正当性と道徳性が崩壊の危機に置かれている。両党支持層の化学的結合のために、国民の目線で統合進歩党が政治的、道徳的責任を負う形の決着をつけなければならない」と話した。

 民主党内には違う見解もある。野党圏単一候補は統合進歩党候補でも‘私たちの’候補だということだ。候補のあやまちでない場合には、直接的に候補には責任を問わないという定規を同じように適用しなければならないということだ。イ代表が解決法として提案した再競選以上の責任を要求することは苛酷だという主張だ。

 野党圏連帯の貴重な成果を引き継がなければならないという共感は双方にある。野党圏連帯交渉代表であったパク・ソンスク民主党事務総長-イ・ウィヨプ統合進歩党常任選挙対策本部長ラインが再稼動していると伝えられた。2人の肩が再び重くなった。

キム・ボヒョプ記者 bhkim@hani.co.kr

原文: 訳J.S