本文に移動

月末考査・7時間目 ‘小・中生 残酷史’

登録:2009-03-17 19:02
https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/344567.html

原文入力:2009-03-17午後02:47:52
一斉試験・学校別成績公開控えて試験競争過熱

ユ・ソンヒ記者

イ・ミョンバク政府になって全国単位一斉学力評価が10年ぶりに行われ、小学校で10年前に無くなった‘月末考査’が復活し、中学校では7時間目が義務化されるなど教育現場が成績順位付け式教育体制に戻り標(D.C)を描いている。

釜山K小学校と蔚山N小学校では新学期が始まると‘月末考査’が復活した。K小関係者は「2学年から月末試験を受けることにしたが、4学年までは国語・数学・社会・科学を、5・6学年は英語まで含んで行うことにした」と話した。蔚山N小も校長が一方的に月末考査復活を宣言した。昨年、中1対象診断評価で全国最下位となった蔚山は去る2月教育庁が前面に出て、卒業を控えた6学年を対象に診断評価に備えた‘試験必出問題集’を配り新学期に中学校教師たちを通じて問題集解説有無を点検すると明らかにして教師たちの反発をかうこともした。全国教職員労働組合蔚山支部関係者は「蔚山は放課後学校参加率目標値を60%と提示し、教師が生徒たちに参加を促すようにする」と伝えた。

一線学校がこのように試験を増やし放課後学校参加を促すのは2010年から始まる学校別成績公開の影響が大きい。釜山のある中学校校長は「成績が校長人事にまで反映されるだけに、もう‘成績を上げること’が唯一の目標になるほかはない」と話した。仁川と大邱地域の中学校では学校側が事実上強制的に7時間目まで授業をするようにして、新学期が始まるやいなや時間表が変わる騒動を体験した。全教組仁川支部の話によれば、この地域の中学校は学期初めに7時間目補充授業をするとし、一斉に家庭通信文を送った。6時間目正規就業の後、7時間目に国・英・数・社・科などいわゆる主要科目を順番に配置したのだ。仁川D中キム・某教師は「希望書を配布したりしたが申請をしなくても無条件に残るように強要している」と話した。大邱でも中学校で7時間目と0時間目が復活した。大邱R中のある教師は「教育庁の重要事業である‘朝10分読書’プログラムがあるのに、私たちの学校はこの時間に問題解答をしている」と伝えた。

京畿M中学校では新学期から‘ヨルコンバン(熱勉班)’(熱心に勉強する班)ができた。学年ごとに成績順に20~30人ずつ選んだ事実上の‘特別目的高校班’だ。中3は7時30分に登校し夜9時まで自習をすることにした。この学校のある教師は「学力評価の趣旨が基礎学力未達者を選別して指導するということなのに、校長が‘できない子供たちにやらせてみても効果がない’として、優秀者中心の特別班を設けた」と話した。正しい教育のための全国父母会チャン・ウンスク会長は「一斉試験が継続する限り、学校現場が試験対応中心に戻るほかはない」として「0時間目・強制夜間自習等を通して生徒たちの健康を威嚇してまで成績を上げることが真の公教育強化なのか考えてみるべき」と話した。

ユ・ソンヒ記者duck@hani.co.kr

原文: 訳J.S