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"酒席でからだをまさぐる" 高麗大教授 セクハラ論難

登録:2012-03-22 07:45
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/524636.html

原文入力:2012/03/21 21:37(1167字)

"指導教授が常習セクハラ" 高麗大博士課程学生 暴露

 高麗大大学院博士課程に在学中の女子学生が指導教授が常習的にセクハラ行為を行い海外旅行への同行、食事代の支払いなどを強要したとし、公開的に問題提起した。

 高麗大大学院総学生会は去る19日からソウル、安岩(アナム)キャンパス内の各所にこのような告発内容が書かれた大字報を貼り出した。最近、校内の両性平等センターと教員倫理委員会にも女子学生の被害内容が申告されて調査委が構成されたことが分かった。

"論文指導を口実に酒席でからだをまさぐり、経費押し付け"
助教費 私的流用も主張

 被害女子学生のキム・某氏とパク・某氏は21日<ハンギョレ>記者と会い「指導教授が論文指導などを口実にしてモーテルを予約しろと言い、モーテルで遊んで行こうというなど性的羞恥心と侮辱感を感じさせる発言を数回した」と主張した。 2人はまた 「論文指導の時や酒席などで該当教授が女子学生の太ももなどをまさぐることが茶飯事であり、専攻とは関係のない性的内容が含まれたEメールを常習的に送った」と話した。それだけでなく、最近では学術的目的とは関係のない中国旅行に同行するようにさせ、教授の旅行経費まで学生たちが負担するようにしたと明らかにした。キム氏とパク氏は指導教授が普段から論文指導や夜の集いの席で請求された酒代・食事代を学生たちが払うよう要求したと主張した。2人は指導教授が助教費を私的な用途に使ったという疑惑も提起した。 教授の要求で架空の研究助教書類を提出し、口座に送金された助教費を現金で引き出し再び教授に渡したということだ。

 総学生会は大字報を通じて「耐えられない学生たちが異議を提起したが、該当教授は論文指導と審査で不利益を与え、露骨に除け者にするよう助長している」として「告発者と推測される学生たちを懐柔・脅迫している」と伝えた。 総学生会はまた、校内調査委が構成され事実関係を把握するまでには相当な時間がかかるため、学校側に即刻指導教授の解任および変更を促した。 総学生会は今後、校内女子学生委員会・単科大学生会などと共同でこの問題に対応していく予定だと明らかにした。

 <ハンギョレ>はこの日、該当教授に学生たちの主張に対する事実関係確認を要請したが、この教授は「まだ大字報を見ていないので正確な内容を知らないし、総学生会が問題提起をしておきながら私には何の連絡もない」と答えた。 パク・ヒョンジョン記者 saram@hani.co.kr

原文: 訳J.S