原文入力:2012/03/15 22:14(1165字)
ナ・ギョンウォン前議員21日召還
パク・ウンジョン検事も出頭通報
ナギョンウォン前セヌリ党議員の夫キム・ジェホ判事(ソウル東部地方裁判所)がパク・ウンジョン検事(仁川地検 富川(プチョン)支庁)に‘妻を非難したネチズンを起訴してほしい’という請託をしたという疑いを捜査中の警察がナ前議員に21日に出席するよう要求した。
ソウル地方警察庁関係者は15日「ナ・ギョンウォン前議員に被告訴人身分で21日警察に出席するよう通知書を今日送った」として「今日出頭するよう要求したキム・ジェホ判事はいかなる立場表明もしないまま出頭しなかった」と明らかにした。ソウル警察庁はキム判事に20日警察に出頭するよう2次出頭要求書を送った。キム判事はこの日の午前までには弁護人を通じて出頭延期要請書を提出すると言ったが弁護士選任届けを出しただけで延期要請書は送らなかった。 ソウル警察庁関係者は「現在、キム判事の弁護人と連絡がつかない」と話した。
警察はまた、去る5日に書面陳述書を提出しキム判事から起訴請託を受けたと主張したパク検事が警察の要求した追加書面答弁書をこの日までに出さなかったことにより、20日に参考人身分で出頭するよう通知した。
パク検事の後任としてパク検事からキム判事の起訴請託内容を伝達されたと知られたチェ・ヨンウン検事(大邱(テグ)地検 金泉(キムチョン)支庁)はこの日警察にA4 7枚分量の書面答弁書を提出した。 チェ検事は「(請託を伝達されたかどうかは)古いことなので覚えていない」と述べたことが分かった。
この日ナ前議員に召還調査を電撃通知したことについて、警察関係者は「公訴時効(4月26日)が迫っている状況でキム判事と同じように被告訴人身分であるナ前議員を何らかの方式で調査する必要性があり出頭を要求した」と話した。
警察はキム判事とパク検事の非協調的な態度に不快感を隠さなかった。警察のある関係者は「判検事の特権意識が天をも突き刺すほどだ。 法を執行する人が法を守らなくて良いのか」として「万一、継続して出席を拒否するならば強制拘留などさらに強力な方法を当然に検討しなければならないと見る」 と話した。
一方、警察は昨年10月ソウル市長補欠選挙を控えて‘ナ前議員が年会費1億ウォンの皮膚クリニックに通った’という内容の記事を掲載した<時事IN>記者などに対する告発事件を証拠不充分による不起訴意見で検察に送検したと明らかにした。 ユ・ソンヒ記者 duck@hani.co.kr
原文: 訳J.S