原文入力:2012/03/07 22:57(1211字)
←警察ボートがカヤックに接近し、カヤックがひっくり返る様子. 済州(チェジュ)の声 映像キャプチャー
発破用爆薬 海上から運搬
岩への取材陣接近も阻み…現場に1000名余りの警察力 配置
施工者側はこの日 発破用火薬を当初予想した陸路ではなく船舶を通じて海上から持ってきた。
この過程で海上警察ボートの数隻が江汀マウルの入り江からクロムビ海岸に行こうとしていたフランス人平和活動家ベンジャミン・モネ(33)氏と江汀マウル新聞カメラ記者を包囲した後に衝突し転覆させる事態が起きた。
7日昼12時頃、2人は江汀入り江の前にカヤックを浮かべ櫓を漕いだ。すると海上警察はボート5台を利用してカヤックを包囲し進路を妨害し始めた。1隻の警察ボートが速度を上げて平和活動家が乗ったカヤックに接近し、結局 カヤックに突っ込んだ。 カヤックはあっという間に転覆し乗っていた人々は海に落ちた。この様子を見ていた住民たちは「オ! オ! ひっくり返した!」として大声を上げた。
モネ氏一行は幸い直ちに救助されたが、そのまま連行された。 警察は「偶発的に起きた事故にすぎず、わざとボートに突っ込んだのではない」と釈明した。
共有水面埋立 及び 管理に関する法律によれば、クロムビ岩は共有水面に該当し厳格に住民たちの出入りが許された区域だ。済州道(チェジュド)知事は住民たちの出入り制限措置を取っていない状態だ。 しかし警察は船に乗ってクロムビ岩に接近する取材陣さえ妨害した。 解職言論人放送<ニュース打破>のノ・ジョンミョン(@nodolbal)アンカーは午後4時頃、ツイッターで「ニュース打破取材チームが乗ったカヤックがクロムビ海上で海上警察船舶と衝突した。 記者は海水をかぶった。 殺しても(工事)を強行するという独裁政権の実体」と知らせた。
このように施工者側がついに発破を強行し江汀入り江周辺には再び緊張が高まり、チョン・ドンヨン民主統合党議員とイ・ジョンヒ統合進歩党共同代表などが現場で強力に抗議した。
警察は江汀港と海軍基地建設現場周辺に1000人余りの警官を配置した。 済州空港から江汀マウルを経由する600番バスも江汀マウルを迂回させ交通を遮断した。 クロムビ岩などの発破のために承認された火薬使用量は43トンで、爆破期間は5ヶ月だ。 発破申請地点はクロムビ海岸と済州海軍基地事業団近隣敷地など2ヶ所だ。
西帰浦/ホ・ホジュン、パク・スジン記者 jin21@hani.co.kr 映像 済州の声
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/522418.html 訳J.S