←クロムビ岩爆破のための火薬移動が進行している江汀マウルで7日午前、警察と住民たちが衝突している。 済州/ホ・ホジュン記者
"じっとしているうちの息子をなぜ捕まえて行くのか"‘ピンセット’でつまみあげるように江汀マウルの人々一方的に連行 "オイ、なぜ捕まえるんだ。静かに見ているのにうちの息子をなぜ捕まえる。" 江汀マウルに住む住民コ・某氏が叫んだ。コ氏は「息子ジョンファ(40)氏が静かに立っているだけなのに警察が捕まえて行った」と話した。コ氏は息子の四肢をつかんで護送車に連れていく警察に向かって「私の息子だ、私の息子、何で捕まえて行く、理由が何なの? オイ、お前ら、お前らがそうしてはいけないだろう」と泣き叫んだ。コ氏は息子を乗せた護送車の壁をたたいてしばらく後を追って行った。
←クロムビ岩の発破を防ごうと人間の盾に入ったある女性農民が7日午前、警察に連行されている。 済州/チョ・ソヨン ディレクター
女性たちも多数連行された。 鎖でからだを縛って「クロムビ岩を守らなければならない」と叫んだ‘戦争のない世の中’女性活動家、江汀マウルで夜を明かし村住民たちと共に‘クロムビ爆破阻止’を祈ったキム・ヨンシム統合進歩党済州道議員はもちろん、江汀マウルの便りをツイッターで知らせたキム・セリ(@kimseriiii)氏も連行された。 彼らを連行する警察は「なぜ連行するんですか」という質問に「(刑事訴訟法上)一般交通妨害罪で現行犯逮捕します。 黙秘権を行使できるし弁護人を選任することができる…」というミランダ原則をオウムのように告知した。言葉とは裏腹に彼らは連行者の四肢を持ったまま護送車へ投げいれた。7日午前8時50分現在、警察はこのような形で12人を連行した。
江汀マウルは午前6時から警察力の執行で葛藤が続いている。警察は江汀港と海軍基地建設現場周辺に京畿(キョンギ)地方庁所属の警察官510人余りと道内の戦闘・機動警察560人余りを配置するなど、火薬輸送にともなう警備に乗り出している。主要道路の各所にもパトロールカーが配置され、火薬運送車両の移動経路を注目している。 村の西方では月坪洞(ウォルピョンドン)と連結された道路が車両で遮断されている状態だ。
一方、クロムビ岩に入った神父たちは司祭服を着て祈祷を捧げている。警察は現在、司祭を取り囲んで状況を見守っている。 神父を除く人々は防波堤のテトラポットの上に上がったり、テトラポットの間に隠れている状態だ。
済州/パク・スジン記者、チョ・ソヨン ディレクター jin21@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/522299.html 訳J.S