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サムギョプサル(豚三枚肉) 油を集めて自動車燃料を作る

登録:2012-02-09 08:54
https://www.hani.co.kr/arti/society/area/518211.html

原文入力:2012/02/08 23:38(726字)

ソウル市、廃油リサイクル推進

 ソウル市が家庭や食堂で豚三枚肉、鴨肉などを焼く時に出てくる動物性油を集めて自動車燃料などとして使われるバイオ ディーゼル油にすると8日明らかにした。 飲食店やアパートで発生する各種廃油を回収するための専用容器も配る計画だ。

 ファン・チヨン ソウル市気候変化政策官は「市民生活の中から出る汚染源をエネルギーにして環境を保護しながら収益も創り出す」と話した。 ソウル市の資料によれば、ソウル市内の飲食店や家庭で各種の動・植物性油を使い毎年廃油が10万tほど発生する。 この内の71%が従量制封筒や下水口に捨てられている。

 ソウル市は廃油をリサイクルするために25自治区に2人ずつ計50人の専門担当班を構成した。これらの人々は各自治区を回って植物性油は週に一回、腐敗しやすい動物性油は週二回回収する方針だ。飲食店用回収容器1万500個、アパート用回収容器2800個も普及させる。

 回収された廃油はソウル資源センターを通じてバイオ燃料製造業者や堆肥生産業者へ渡され、収益金は廃油回収に再投資したり働き口創出に使われる。

 ファン政策官は「廃油1万tを回収しバイオディーゼルにすれば、年間2万tの二酸化炭素を減らす効果があり下水処理費用も4億5000万ウォンを節約できる」として「捨てる油のリサイクルに市民が積極的に参加して欲しい」と話した。

パク・キヨン記者 xeno@hani.co.kr

原文: 訳J.S