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"財閥マートは天敵なき捕食者…零細商人と機会を分け合わねば"

登録:2012-02-09 08:22

原文入力:2012/02/08 23:40(1500字)

←チョ・ジフン全州市(チョンジュシ)議会議長

‘大型マート休業’を貫徹したチョ・ジフン全州市(チョンジュシ)議会議長
マートに店を出した事業主にはごめん
本社は手数料率を下げるべき

 全北(チョンブク)全州市(チョンジュシ)議会が去る7日、全国で初めて管内の大型マートと企業型スーパーマーケット(SSM)に月に2回 日曜日に休業するよう規定した条例を通過させた。 条例改正を主導した全州市(チョンジュシ)議会チョ・ジフン(44・民主統合党)議長は8日 「財閥マートは生活必需品消費市場で天敵がいない最強の捕食者」として「条例改正は零細商人に針の穴のような突破口を開く微弱で始まりに過ぎない措置」と強調した。 チョ議長は2010年12月23日から翌年4月5日まで104日間、全北全州市、西新洞(ソシンドン)のイーマート前で大型マートの営業制限を要求しテント座り込みを行った。

-大型マートが月に2日、第2・第4日曜日に休むことで効果があると見るか?

"消費者が大型マート中心に慣らされていて短期的には効果がないこともあるだろうが、小さな契機にはなるだろう。大型マートが休む第2・第4日曜日に町内商圏を利用するよう多様な政策を実行することが非常に大切だ。"

-大型マート側は一ヶ月の休業日を一日にし、週末休業日を平日に変えるよう要求しているが。

"再考の余地はない。財閥マートは現在、生活必需品消費市場で天敵がいない最強の捕食者だ。最も多くの人が利用する日曜日に休み、小さな機会でも配分しないことには流通産業発展法改正趣旨を生かすことは絶対にできない。"

-また別の庶民である大型マートへ店を出した事業主が被害を受けるという指摘があるが。

"その方々には不憫で申し訳ないと思っている。だが、月に2回休むことを問題視するより、財閥本社を相手に開店手数料率の引き下げを要求しなければならない。財閥流通業社は本当に卑怯だ。入店事業主からかき集める手数料を下げなければならない。 出血競争を中断しマート内に開店した事業主の利益を保障しなければならない。"

-企画財政部が条例準則案を今月中旬に出すと発表したが、全州市議会が先走ったのではないか?

"政府の準則案が憂慮されている。業者別に自律的にしろとか、平日休業にできる。すると法改正趣旨で見るべきものがない。政府が庶民の困難を反映するように全州市議会が先に見せたのだ。 当初の流通産業発展法の内容は大型マート特典法だった。踏まれて踏まれて結局ミミズがうごめいて、条例制定をしたのだ。大変なことが起きたかのように大騒ぎだが、この間に滅びた伝統市場と町内の小商店を考えてみなさい。政府はこの間、大企業財閥の肩を持ってきた。"

-財閥流通業社が中小企業業種にまで食い込んでいるが。

"財閥業者は基本的に国民と共に生きていくつもりがない。資本にも良心があってこそ良い資本主義を作れるのに良心はないということだ。

-今後はどのようにするのか?

"ひとまず全国市・郡・区議長団協議会とともに全州市議会条例に準じて条例を制定するように努める。営業時間をさらに短縮し営業品目も制限するよう要求する。"

全州/パク・イムグン記者 pik007@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/518122.html 訳J.S