本文に移動

セヌリ党 外部人士招聘作業‘広いスペクトラム’

登録:2012-02-09 07:41

原文入力:2012/02/08 13:52(1282字)

←キム・ジョンフン前通商交渉本部長

‘FTA’キム・ジョンフンから‘社労盟’ペク・テウンまで…
キム "引き受ける" …ペクは固辞

セヌリ党が左右を分かたず総選挙候補の発掘に精魂を込めている。右では韓-米自由貿易協定(FTA)を主導したキム・ジョンフン(写真)前通商交渉本部長から、左では社会主義労働者連盟(社労盟)を主導したペク・テウン米国ハワイ大ロースクール副教授に至るまで、接触人物のスペクトラムが非常に広い。

 キム前本部長は7日言論インタビューで「最近、セヌリ党から総選挙出馬の提案を受け、党に役立つなら引き受けるという立場を伝えた」と話した。 現役議員の交替要求が強い大邱(テグ)地方区や比例代表が展望される。キム前本部長は大邱(テグ)出身だ。彼は昨年、韓-米FTA国会批准過程で政府の立場を強硬に代弁するなど‘MB印通商政策’を象徴する人物と見なされる。

 セヌリ党側関係者はペク・テウン教授にも接触したことが確認された。党関係者は「党指導部の要請によりペク・テウン教授と数回通話して出馬を薦めたが、ハワイ大副教授として契約してからいくらも経たないなど準備ができないため難しいと答えた」として「最終招聘には失敗した」と話した。 ペク教授は国家保安法違反容疑で懲役15年の刑を宣告され、金大中政府の時に赦免された。セヌリ党は‘ムン・ジェイン旋風’に対抗するためペク教授の縁故がある釜山側戦略公認を模索したようだ。

 この他に小説家イ・ムンニョル氏と‘脱北女性博士1号’に挙げられるイ・エラン京仁女大食品栄養料理学科兼任教授、フィリピン出身の帰化女性イ・ジャスミン氏等も党内で比例代表招聘対象として議論されている。

 こうした中でセヌリ党は7日、朴槿恵委員長主宰で非常対策委員会全体会議を開き、ソウル江南3区など、首都圏9地方区で現職比例代表議員の公認を排除することを決めた。

 比例代表公認排除を行う首都圏9ヶ所はソウル 江南(カンナム)甲・乙、瑞草(ソチョ)甲・乙、松坡(ソンパ)甲・乙、陽川(ヤンチョン)甲、京畿(キョンギ)盆唐(プンダン)甲・乙だ。 比例代表議員自体が‘特典’を受けることであるため、セヌリ党強勢地域に公認を再びは与えないということだ。 非常対策委はしかし、セヌリ党の伝統的菜園である嶺南(ヨンナム)圏については公認委の裁量に任せることにした。

 これに対して陽川甲出馬を準備中のチョン・オギム議員は、報道資料を出し「‘強い地域’に対する客観的概念確立や準拠もなしに、一方的決定を強行し、女性比例代表の有意義な活用自体も挫折させている状況」とし「今後、公認委の最終決定をじっくりと見守った後に対応方案を模索する」と反発した。 イム・インテク、ファン・ジュンボム記者 imit@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/517957.html 訳J.S