本文に移動

‘55年ぶりの寒波’本日 ソウル 零下17度

登録:2012-02-02 11:36

原文入力:2012/02/02 10:38(759字)

←31日渤海湾付近から移動する低気圧の影響で全国ほとんどの地域で多くの雪が降った場面が千里眼衛星により捕捉された。 写真は1日午前11時、千里眼衛星が撮影した1km解像度の可視映像だ。 気象庁提供

2月気温‘最低’…週末には緩む公算

 ソウルなど中部地方と南部内陸地方の一部に寒波特報が出された中で、2日朝ソウルの気温が零下17度まで下がるなど、寒さが絶頂に達するものと見られる。 今回の寒波は土曜日からゆるむ展望だ。

 気象庁は1日「金曜日(3日)まで冷たい大陸高気圧の影響で昼間の気温が零下圏にとどまるなど寒さが続き、特に内陸地方を中心に朝の最低気温が大幅に下がり今冬一番の寒さ」として「水道管凍結破裂防止など施設管理と健康管理に留意することを望む」と明らかにした。

 ソウルの2月の気温が零下17度まで下がるのは1957年2月11日に零下17.3度を記録して以来、55年ぶりだ。 立春(4日)を目前にして類例のない寒さが続く理由は、北極の気温が高まりながら冷たい空気を包んで回転するジェット気流の回転力が弱まり、冷たい空気が韓半島まで降りてきたためだ。 気象庁は「先月21日から(ジェット気流の強さを表す) ‘北極振動指数’がマイナスに下がった」と説明した。

 気象庁は「今回の寒さは4日から次第にゆるみ、週末には全国大部分の地方で平年の気温分布を示し、その後今月末まで1,2回は強い寒気が現れると予想される」と見通した。

イ・ギョンミ記者 kmlee@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/environment/517024.html 訳J.S