原文入力:2012/01/27 22:52(992字)
ドイツ マンハイム法院、サムスン側主張 2度目の棄却‘特許侵害していないか、またはすでに減少’判断 推定
サムスン電子がドイツでアップルを相手に提起した特許侵害本案訴訟で再び敗れた。 あと一回の判決が残ってはいるが2回連続敗訴したことによりサムスンが不利になった状況だ。
ドイツ マンハイム法院は27日(現地時間)サムスン電子がアップルを相手に提起した3世代通信特許侵害訴訟の2回目判決でサムスンの主張を棄却した。この日判決対象になった特許は通信エラー発生時にデータを保護する技術だ。 裁判所が具体的な判決趣旨を明らかにはしなかったが、アップルがサムスンの特許を侵害していないか、またはサムスンの特許がすでに消耗したと判断したものと見られる。
サムスン電子はこれにより去る20日に続き2回続けて本案訴訟で敗れることになった。 3月2日に残る一件の判決があるがサムスン側が不利な状況だ。 残った判決は伝送エラー減少のための符号化技術侵害有無だ。 サムスンが提起した特許3件の侵害主張を裁判所が3件の判決に分けて進めているので、3月2日の判決でもサムスン電子の主張が受け入れられれば最終的に勝訴し、アップルはiPhone・iPadをドイツで販売できなくなる。 昨年8月、オランダの裁判所がアップルが提訴した10件の特許中の1件をサムスン電子が侵害したと認め、販売禁止仮処分決定を下したのと同じだ。 サムスン電子関係者は「最後の判決で特許侵害が確認されるだろう」と話した。
2回の敗訴の他に最近各電子業者間の特許訴訟がいずれにも販売禁止の主張を認めない傾向を示しており、次の判決でもサムスン電子が勝訴する可能性は高くないと思われる。 最近アップルがサムスン電子を相手に出した販売禁止仮処分申請も相次ぎ棄却された。 アップルがオランダ控訴法院に提起したサムスン電子ギャラクシータブに関する販売禁止仮処分申請は去る24日に受け入れられず、昨年オーストラリアと米国で出した類似の仮処分申請も認められなかった。
キム・ジンチョル記者 nowhere@hani.co.kr
原文: 訳J.S