原文入力:2012/01/12 22:05(998字)
チョン・ジンシク記者
教授協、総長解任決議案 採択
今月中に開かれる理事会結果に注目
大田(テジョン)カイスト(KAIST)ソ・ナムピョ総長の去就を巡る葛藤が増幅されている。
カイスト教授協議会は去る9日から4日間‘カイスト理事会に提示する総長解任要求決議文採択賛否投票’を行った結果、教授協議会会員536人の内 383人(71.5%)が投票してこの内の75.5%である289人が決議文の採択に賛成したと12日明らかにした。教授協議会は近い将来、理事に総長解任要求決議文を送る予定だ。
教授協議会は決議文で「ソ・ナムピョ総長はこの間続いた不正直、無責任、私益追求、独善、跛行経営、そして教授社会の信頼喪失によりこれ以上カイストを牽引していくことはできない」として理事会に総長解任決定を迅速に下してほしいと要求した。 最近、教授協議会は新任教授を採用する過程でソ総長が特典を与えたという疑惑も提起した。
ソ総長は去る11日、副総長団会議で「単にソ・ナムピョ一人を捕まえ、人だけ変えれば学校を壊してもかまわないという態度は非常に危険」としながら辞退の意思がないことを明らかにした。 彼はオ・ミョン カイスト理事長と教育科学技術部が自身の退陣をずっと圧迫しているとし、「理事長や主務部署が私の退陣を望むならば堂々と理事会で国民が納得できる総長解任理由を明らかにせよ」と要求した。 カイスト高位関係者は去る10日、記者たちに会い「教科部の態度は組織暴力団のようだ」と話した。
カイスト理事会は今月中に開かれる予定だ。 カイスト定款などにより総長解任権限がある所は理事会だけだ。 現在、カイスト理事16人の内3人の任期が13日に満了し、1人は最近ソウル大理事に選任され辞退した。 これら理事4人は親ソ・ナムピョ指向だと知らされた。 学校本部関係者は「教科部とオ理事長が自分たちの好みに合う理事を新たに選任した後に理事会を開き、ソ総長を解任しようとするのではないか」と話した。
大田(テジョン)/チョン・ジンシック記者 seek16@hani.co.kr
原文: 訳J.S