本文に移動

検察‘若者たちの稚気に充ちた計画的犯行’結論

登録:2012-01-07 08:34
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/513717.html

原文入力:2012/01/06 19:04(1769字)
ノ・ヒョンウン記者

小中高の先後輩・動機‘故郷の人々’
平素から "サイト無力化可能" 自慢
1千万ウォン送金…酒を飲む "攻撃開始"

←(クリックすれば拡大)

 昨年10月26日、ソウル市長補欠選挙当日に起きた中央選挙管理委員会(選管委)DDoS(分散サービス拒否)攻撃事件を27日間にわたり捜査した検察は‘晋州出身の若者たちの稚気に充ちた犯行’と結論を出した。 検察は彼らが事前にDDoS攻撃を共謀して、代価として現金をやりとりしたことまでは明らかにしたが、上層部ライン介入疑惑に対しては答を出せなかった。 検察が明らかにしたDDoS攻撃事件の顛末を再構成してみる。

■互いによく知っている故郷の先輩・後輩
この事件の主犯格である国会議長室前秘書キム・テギョン(30)氏とチェ・グシク議員前秘書コン・ヒョンミン(27)氏は慶南(キョンナム)晋州(チンジュ)出身で高校の3年先輩・後輩の間柄. 2003年キム氏が運営したサラダ配達業者に就職したコン氏はキム氏と2006年にハンナラ党コン・某慶南(キョンナム)道議員の選挙運動を共に行い意気投合した。 キム氏は後にコン氏をチェ議員の地方区事務室に随行秘書として推薦した。 攻撃を実行したカン・某(25・Kコム代表)氏はコン氏と小学校の2年先輩・後輩の仲で、カン氏の会社の職員4人の中で最も主導的な役割をしたチャ・某(27)氏もコン氏の中学校同期であった。

■ ‘IT天才’とDDoS攻撃を謀議
カン氏は平素からコン氏らにインターネット賭博サイトをDDoS攻撃で無力化させることができるとしばしば自慢していた。 それでキム氏周辺ではカン氏が‘IT天才’として知られていたという。 検察は「カン氏とコン氏らはDDoS攻撃で功績を立てれば代価を受け取ることができると考え、事前に犯行を謀議したと見られる」 と明らかにした。 キム氏は以前から国会議長の任期が終われば、公企業など華やかな席へ移りたがっていたという。 カン氏は‘汝矣島(ヨイド)’にいるキム氏とコン氏が力を使えばオンライン賭博事業が合法化されうると感じたようだ。

 その結果、キム氏とコン氏は以心伝心でカン氏を通じて選挙日に選管委ホームページとパク・ウォンスン ソウル市長候補のホームページを攻撃することで意を一にした。

■ 1000万ウォンの代価伝達と攻撃準備
キム氏はDDoS攻撃を6日後に控えた昨年10月20日、コン氏を通じてカン氏に1000万ウォンを渡した。 検察はこの金をDDoS攻撃の代価と見ている。

 コン氏らは‘貸したお金’だと述べたが、検察は「10月20日、キム氏がコン氏に送った携帯メールを見れば、この金がDDoS攻撃の代価であることが確かだ」と明らかにした。 金を受け取ったカン氏とKコム職員3人は10月21日フィリピンに出国した。 外国から攻撃を実行して追跡をかわそうとしたのだ。

■緊迫したDDoS攻撃前夜
ソウル市長補欠選挙前日である10月25日、彼らは再び緊迫感を持って動いた。 コン氏とKコム職員のチャ氏らは、この日夜9時20~50分の間に各自が選管委ホームページに接続しDDoS攻撃を受けつけるかを調べてみた。コン氏はカン氏などに攻撃準備をさせておき、キム氏と会うために江南区(カンナムグ)、駅三洞(ヨクサムドン)の酒席へ向かった。

 彼らが一緒に酒を飲んだ10月26日午前1時~1時50分、Kコム職員は選管委とパク市長候補のホームページを試験的に攻撃した。午前2時頃、彼らはコン氏に電話で試験攻撃が成功したと知らせ、コン氏はキム氏と相談した後に投票開始時刻に合わせて本攻撃を行うよう指示した。

 これに対しカン氏などKコム職員5人は午前5時53分から本攻撃を開始した。選管委とパク市長候補のホームページに接続障害が起き始め、コン氏とキム氏は14回にわたり通話をしながら、攻撃を継続した。

ノ・ヒョンウン記者 goloke@hani.co.kr

原文: 訳J.S