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"候補地選定撤回" "市長リコール"

登録:2011-12-24 07:38

原文入力:2011/12/23 21:54(1112字)
ク・テソン記者


住民・対策委など 反発高まる…地方自治体では "経済支援" 歓迎


←サンタクロースの扮装をした女性環境連帯会員たちが23日午後ソウル、光化門(クァンファムン)も政府総合庁舎正門前で‘新規原子力発電所候補地選定糾弾記者会見’を開いている。 シン・ソヨン記者 viator@hani.co.kr


  政府が原子力発電所追加建設候補地として江原(カンウォン)、三陟(サムチョク)と慶北(キョンブク)、盈徳(ヨンドク)など2ヶ所を選定し、両地域の環境・市民団体が23日 原子力発電所増設中断と候補地選定撤回を要求し強く反発した。 江原道も原子力発電所候補地選定に反対するという声明を出した。 反面、原子力発電所誘致に賛成してきた団体と三陟市・盈徳郡は歓迎した。

  三陟原子力発電所誘致白紙化闘争委員会パク・ホンピョ常任代表はこの日「世論収斂を住民投票で行うという約束を守らなかった三陟市長だけでなく、原子力発電所誘致に賛成した三陟市議員を対象に住民召還運動を展開し、政府の住民欺瞞に対して来年の総選挙で責任を問う」と語った。チェ・ムンスン江原知事も声明を出し「原子力発電所の安定性が担保されない状態で原子力発電所を拡大することは納得し難い」と遺憾を表明した。


  盈徳原子力発電所誘致反対委員会のパク・ヘリョン執行委員長は「全国の核反対団体、野党などと力を合わせて盈徳への原子力発電所建設を阻止する」と話し、慶州核安全連帯運営委員長であるキム・イクチュン東国(トングク)大医大教授は「盈徳だけでなく三陟とも力を合わせて反対運動を展開する」と話した。


  これら地域団体と環境運動連合・エネルギー正義行動などが設けた‘核のない社会のための共同行動’はこの日 光化門、政府中央庁舎前で記者会見を行い 「政府と韓国水力原子力は30年前に時計を戻す新規原子力発電所候補地選定を撤回せよ」と要求した。


  反面、三陟市原子力産業誘致協議会は記者会見を行い「三陟に原子力発電所ができれば死にゆく三陟経済が生き返るだろう」とし歓迎した。三陟市も報道資料を出し「地域社会団体も三陟の地域経済発展のために原子力発電所誘致を強力に支持する雰囲気」と明らかにし、キム・ヨンモク盈徳郡守は「霊徳に原子力発電所ができれば支援金で地域発展を実現できる」と話した。


三陟、盈徳/パク・スヒョク、ク・テソン記者 psh@hani.co.kr


原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/511674.html 訳J.S