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‘サンタのおばあさん’と共にした1001回水曜デモ

登録:2011-12-22 06:32

原文入力:2011/12/21 18:12(1370字)


学生・市民など300人余りが集まり、キャロル公演などクリスマス ムード
挺対協 "1000回水曜デモ以後、後援者増える…関心が続いたら"


←1001回目水曜集会


   "80年生きてきて、こんなにうれしいことは初めてだ。"
サンタの帽子をかぶり水曜デモに参加したキル・ウォンオク(83)ハルモニは去る18日、韓-日首脳会談で‘慰安婦問題が解決されなければ第2、第3の平和の碑が建てられるほかはない’とした李明博大統領の話に言及して「50年間、ずっと聞きたかった言葉だった」と笑った。また、1000回水曜デモに出てきた多くの人々を見て「胸を痛める人々と共にする人が多くて驚いた」として「子供から老人までより多くの人々が‘慰安婦’問題を知ることが同じ苦痛を繰り返さないことになる」と話した。

  21日韓国挺身隊問題対策委員会(以下、挺対協)は雪の降る中で1001回目の水曜デモを開いた。中高生たちと市民ら300人余りが集まったこの日の集会はトナカイの角形の鉢巻きとクリスマス記念の装飾、キャロル公演などが加わりクリスマスムードがあふれた。


  ユン・ミヒャン挺対協代表は 「1000回目の水曜デモに多くの国が参加した」として「更に力を集めて日本の謝罪を受け取ろう」と呼びかけた。


←日本大使館前に設置された平和の碑‘少女像’


  この日の集会に参加したウォン・ヘヨン民主統合党共同代表は「1000回目の集会に集まった力と意を基に新たに出発する水曜デモに参加する」と伝えた。


  この日の水曜デモには京畿道(キョンギド)烏山(オサン)雲川(ウンチョン)高、ソウル上渓(サンゲ)高など高校生の参加が目立った。 キム・ミヒ(17・修理高)さんは「歴史教科書から日本軍‘慰安婦’関連内容が抜けると聞いた時は腹が立った」として「辛い歴史を忘れないよう時間を作っては水曜デモに参加するつもりだ」と話した。


  キル・ウォンオク、キム・ボクトン(86)ハルモニは集会を終えた後、水曜デモに参加した市民に感謝の気持ちを伝えるために準備した靴下200足を直接配った。


  この日、日本大使館前に設置された平和の碑‘少女像’は平和市場で買ってきた毛糸の帽子をかぶり、真っ赤なマフラーを巻いていた。 2006年から水曜デモに参加してきたチュ・テレサ(53)韓国天主教女子修道会チャンサン連合会修道女は「少女像にマフラーを巻くその暖かい心を不快に思う人はあそこにしかいないだろう」と話し日本大使館を指示した。


  キム・ドンヒ挺対協事務局長は「1000回目の水曜デモ以後、一週間で定期後援者が100人以上増え、‘慰安婦’ハルモニがお住まいの挺対協‘憩い場’ボランティアメンバーもどんどん増えた」として、このような関心が今後も続いテ欲しいという願いを伝えた。


  来る28日には今年亡くなった16人の‘慰安婦’ハルモニを讚える2011年最後の水曜デモが追慕集会として開かれる。


チョン・ファンボン記者 bonge@hani.co.kr


原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/511207.html 訳J.S