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古里原子力発電所3号機 故障原因はケーブル損傷

登録:2011-12-16 14:11
https://www.hani.co.kr/arti/society/area/510479.html

原文入力:2011/12/15 22:17(1067字)


  去る14日午前の稼動を止めた古里原子力発電所3号機の故障原因は交換して3年しかならないケーブルの損傷のためであることが明らかになった。

 韓国水力原子力(株)古里原子力本部は15日「古里原子力発電所3号機の発電中断原因を明らかにするために専門家たちと合同調査を行ったところ、古里原子力発電所3号機2次系統のタービン発電機に直流電源を供給する変圧器に連結されたケーブルが損傷していたことが確認された」と明らかにした。交流である電力を直流に変えてタービン発電機に送る変圧器と連結されたケーブルが故障して、電圧が正常値より高まる過電圧現象が起き、異常な信号がくれば自動で電力を遮断する保護リレーが作動して3号機発展が自動停止したということだ。

  損傷したケーブルは各縦2㎝、横3㎝大の電線3本が束ねられたもので、その内3番目の電線に異常が発見された。このケーブルは斗山(トゥサン)重工業がC社にケーブル内の電線製作を任せ2008年5月に古里原子力本部に納品したと発表され、納品業者が不良製品を作った可能性が提起されている。古里原子力本部はケーブルの損傷原因を明らかにするために電気関連専門機関に調査を依頼する予定だ。


  古里原子力本部関係者は「放射線漏出など原子力発電所の事故と直接的な関連のない2次系統に問題が生じたと発表され幸運」としつつも「不足した電力需給状況を考慮してはやく正常稼働をした後に正確な事故原因を明らかにする」と話した。


  古里原子力本部はこの日午後6時頃、損傷したケーブルの修理を終えた。 引き続き16日に原子力安全委員会から再稼働の承認申請を受け、早ければ16日夜にも正常稼働に入る計画だ。


  釜山環境運動連合と緑色連合など39団体で構成された反核釜山市民対策委員会はこの日午前、釜山市庁前で記者会見を行い「韓国水力原子力と政府は発電所の定期検査と点検を通じて安全だという言葉を繰り返してきたが、今年古里原子力発電所で6件も稼動中断される事故が起きており、古里原子力発電所5基の内で4号機のみ除いて一回以上稼動が中断された」として「政府と韓国水力原子力は今からでも新規原子力発電所建設計画を中断しなさい」と要求した。 釜山/キム・グァンス記者 kskim@hani.co.kr


原文: 訳J.S