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韓-日 首脳、通貨スワップ 700億ドルに拡大 合意

登録:2011-10-20 11:15
https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/501597.html

原文入力:2011/10/19 23:14(860字)
アン・チャンヒョン記者


李明博大統領と野田佳彦 日本総理は19日大統領府で首脳会談を開き、韓-日通貨スワップ(対等交換)を現在の130億ドルから700億ドルに拡大することで合意した。

イ大統領はこの日昼、共同記者会見で「先制的に金融市場を安定させるため金融通貨協力を強化することが重要だという認識の下、700億ドル規模の韓-日通貨スワップを実施することで合意した」と明らかにした。野田総理も「世界の難しい問題に共に対応しようということで相当な意味がある」と話した。今回の通貨スワップは両国通貨およびドル貨幣を互いに対等交換するもので、ウォン-円スワップ(300億ドル)とドル-ウォン/円スワップ(自国通貨を相手に与えドルを受け取る、400億ドル)で構成された。

日本との通貨スワップが700億ドルに増えたことにより我が国は外国為替保有額3034億ドルと中国との通貨スワップ260億ドルなど計4000億ドルに肉迫する外貨流動性を確保することになった。シン・ジェユン企画財政部次官は「米国、中国との通貨スワップ推進過程は相手方がいるので具体的に話せない」と返答を避けた。


この他に両首脳は北核問題解決のための韓-日共助と韓-日自由貿易協定(FTA)本交渉のための実務交渉強化などにも同意した。


イ大統領は過去の問題と関連して「歴史を忘れず未来に向かって進まなければならない」というメッセージを野田総理に伝達したが、従軍慰安婦問題を直接挙論しはしなかった。野田総理はイ大統領に国賓訪問を要請したが、イ大統領は「適切な時期に行けるだろう」という原則的返答をした。野田総理は先月2日、総理就任後初めての外国訪問として韓国を訪れた。


アン・チャンヒョン記者 blue@hani.co.kr


原文: 訳J.S