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[単独] ‘北 UN司令部会談提案’ 韓国は‘黙殺’ 米国は‘受け入れ’

登録:2009-03-05 10:10

原文入力:2009-03-05午前09:20:08
“両国 対北戦略 差 少なくない”

イ・ジェフン記者,クォン・ヒョクチョル記者

北韓が先月28日、UN司令部に将軍級会談を提案したことに対して韓国政府は‘黙殺’しようという意見を提示したが、米国の方は‘会って話すのがより良い’として会談提案を受け入れると言ったことが分かった。

韓-米関係に明るいある消息筋は4日「北側が先月28日、UN司令部に将軍級会談を提案するや韓国側は‘黙殺して会わないようにしよう’と言ったが、米国側が‘北側と会う’として、去る2日北-UN司令部将軍級会談が成立したと理解している」と話した。この消息筋は「北側の会談提案に対する韓-米両国の交錯した判断と対応は、最近の韓半島情勢に対する認識および対北戦略に少なくない差があることを示すもの」と解説した。UN司令部側が北側の非公開会談提案事実を公表せずに去る2日すぐに北側との会談に応じたことは韓-米間異見調整に時間が必要な事情も作用したものと見られる。

だが国防部当局者は「UN司令部との協議過程で私たちは初めから(会談受け入れに)肯定的な意見を明らかにした」として「韓-米葛藤や異見はなかった」と否認した。

北-UN司令部将軍級会談に対して韓国政府は特別な言及をせずにいるが、UN司令部と米国政府は会談の‘有用性’を繰り返し強調している。去る2日の会談後、UN司令部側首席代表のジョニーワイダー副参謀長(空軍少将)は「より良い信頼を構築し誤解を防止するためにこういう会談を北側と行うことに対してUN司令部は肯定的に評価する」と強調した経緯がある。ゴードン トゥギドゥ米国国務部副報道担当者職務代行も同日定例ブリーフィングで「私たちはこういう種類の会談が相互信頼増進および誤解防止に役に立つという観点から歓迎する」と明らかにした。

北韓とUN司令部は去る2日、2002年9月以後6年6ヶ月ぶりに第15次将軍級会談を開いたのに続き、5日には大佐級事前接触を経て6日板門店で第16次将軍級会談を行うことにした。北韓は先月28日‘東・西海地区南北管理区域軍事実務責任者’名義の電話通知文を通じて「(非武装地帯内の)南北管理区域で米軍が挑発している」と非難し、去る2日UN司令部との将軍級会談では9~20日実施予定の韓-米連合演習‘キー リゾルブ’に対して「韓半島情勢をより一層悪化させるもの」として中断を要求したことがある。

イ・ジェフン,クォン・ヒョクチョル記者nomad@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/342324.html

原文: 訳J.S