原文入力:2011/09/26 17:03(769字)
チョン・ナムグ記者
野党小沢議員辞職要求
←小沢一郎民主党元代表。ハンギョレ資料写真
小沢一郎日本民主党元代表の政治資金管理団体会計責任者だった元秘書3人に対し、帳簿虚偽記載疑惑で裁判所が有罪を宣告した。この判決は帳簿虚偽記載を秘書と共謀した容疑で強制起訴された小沢元代表の裁判にも影響を与えるものと見られる。野党からは小沢元代表の議員辞職を要求する声も出てきた。
東京地方裁判所は26日、小沢元代表の政治資金管理団体の陸山会の会計責任者であった石川知裕衆議院議員に禁固2年、執行猶予3年を宣告した。他の秘書2人にも有罪を下した。
彼らは2004年10月、小沢元代表から4億円を借りて東京世田谷区の土地(3億5200万円)の土地を購入しても、これをその年の政治資金収支報告書に記載せず、政治資金規定法違反疑惑で起訴された。裁判所は検察の起訴内容を全て事実と認定した。
検察は、小沢元代表が当時、石川元秘書に帳簿虚偽記載の事実の報告を受けたのか調査したが、証拠が不足しているとして不起訴処分したことがある。しかし、検察の不起訴が不当なのかを調べる検察審査会が起訴相当と判断したことにより、小沢元代表も別に起訴されている。小沢元代表に対する裁判は10月6日に始まる。日本メディアは秘書が有罪判決を受け、小沢元代表が不利な状況に追い込まれたと報道した。
野党第一党の自民党の石原伸晃幹事長はこの日判決に関連して、「小沢元代表は議員辞任しなければならない」と主張した。国会で議員辞退勧告決議案を出す案も「前向きに検討する」と話した。
東京/チョン・ナムグ特派員 jeje@hani.co.kr
原文:https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/497967.html 訳 M.S