原文入力:2011/06/13 22:55(1614字)
キム・ジョンピル記者
飯場・釜山貯蓄 関与 疑惑 イム・サンギュ順天大総長 自殺
捜査圧迫感に勝てなかった模様…検察 "強圧なかった" 当惑
←イム・サンギュ(62・前農林部長官)
‘飯場不正’と‘釜山貯蓄銀行事前引き出し’疑惑で検察の捜査線上に上がったイム・サンギュ(62・前農林部長官・写真)順天大総長が13日、自ら命を絶った。彼を捜査線上に上げた検察は強圧的捜査はしていないと弁明しながらも自殺の知らせに強く困惑していると話した。
■ ‘悪魔の罠’とは?
イム総長はこの日朝8時10分頃、全南、順天市、西面、東山里の先祖の墓前に駐車した自身の乗用車助手席で遺体で発見された。警察は「車内に焼き物用白炭20ヶ余りの灰とともに遺書があった」と明らかにした。警察は解剖検査を行い正確な死因を明らかにすることにしたが、自宅で使っていたかまどと白炭が使われている上に車のドアが中から閉められていた点などから見て自殺であると暫定結論を出した。
警察がこういう結論を出した重要な端緒の一つは遺書だ。イム総長はA4用紙1枚の遺書で「悪魔の罠にかかり抜けられそうにない」と書いた。イム総長の知人はこの一節が結局‘工事現場飯場不正’疑惑を指し示すものと見ている。ソウル東部地検が捜査したこの事件で、イム総長の名前は捜査初期からずっと議論されていた。そうするうちに検察が中間捜査結果を発表し一段落するかに見えたが、この事件の張本人であるユ・サンボン(65・病気保釈中)氏がイム総長の弟(妹)に貸したお金を返してもらわなければならないとしソウル東部地検に陳情を出しイム総長の名前が再び水面上に浮かんだ。
ソウル東部地検はイム総長がユ氏から飯場食堂の運営権と関連した請託と共に億台の金品を受け取ったという端緒をとらえ、今月の初め出国禁止した。検察は関連証拠を確保した後、召還調査する計画だった。イム総長はまた、最高検察庁中央捜査部が捜査中の釜山貯蓄銀行グループ不正疑惑とも関わ
り、去る3日に調査を受けた。この銀行が営業停止にあう前に自身の預金額5000万ウォンを全額引き出したことを巡り検察は事前に営業停止情報を知っていたかを調査したが、イム総長はこれに反証する書類を検察に提出するなど疎明をしたと伝えられた。←イム・サンギュ順天大総長が書いた「悪魔の罠にかかり抜けられそうにない」という内容の遺書。彼が命を絶った車の中から発見された。 順天/ニューシス
■極端な選択 何故したか?
検察は強圧的な捜査はしていないと明らかにした。イム総長を調査した最高検察庁中央捜査部はこの日「イム総長を去る3日、参考人として召還し2時間程度 調査したのが全て」と明らかにした。ソウル東部地検は召還日程も定めていない状態だった。
イム総長が極端な選択をした理由は遺書にある程度現れている。イム総長は遺書に 「この間とても追いつめられ苦しめられしんどく疲れた。これ以上の辱めには耐えられない」として「軽薄な私の自尊心と名誉を少しでも守る」と記した。順天大教授らも不正疑惑が提起された後、イム総長が苦悩していたと伝えた。この大学のある教授は「正統官僚を務めた経験を生かし、大学の業務スタイルを変えようと努力していた」として「だが、昨年末から飯場不正関与説が飛び交い心理的に萎縮したからなのか大学の仕事も積極的にはできなかった」と話した。
一方、順天大はイム総長の告別式を16日午前10時、順天大体育館で開くことにした。
キム・ジョンピル、チョン・デハ、パク・ヒョンジョン記者 fermata@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/482599.html 訳J.S