原文入力:2011-04-05午後09:05:24(1551字)
小型も新モデル相次ぎ発売 "当分人気 続く見込み"
ファン・イェラン記者
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オイル価格が上がれば‘小さな車’の販売量も上がる?
去る1分期、国内乗用車販売量の中で軽自動車の比重が20%に肉迫し、こんな公式が再度証明された。5日、韓国自動車工業協会と関連業界によれば、今年1~3月に国内で販売された軽自動車は計4万5345台だ。昨年同期に比べ23.9%増えた数値で、国内初の軽自動車だった大宇自動車のティコが登場した去る1992年以後 分期基準での最高販売実績だ。
この頃、軽自動車が人気を呼んでいる最大の理由は、何と言ってもガソリン価格のためだ。去る4日(現地時間)ニューヨーク商品取引所の西部テキサス産中質油(WTI) 5月引き渡し価格は、去る2008年9月以後 最高水準の108.47ドルを記録した。国内ガソリン平均価格はリットル当たり2000ウォンに肉迫している。燃費が相対的に優れた軽自動車はこういうガソリン価格負担から自由なことが長所だ。ガソリン自動変速機モデル基準で、起亜自動車のモーニングは18km/l、韓国GMのシボレー スパーク(旧マティス クリエイティブ)は17km/lの燃費を誇る。
自動車業界関係者は「この頃、消費者の一番の選択条件は燃費」と話した。去る1月に発売された新型モーニングは2~3月続けて月間1万台以上が売れ、シボレー スパークは新車ではないにもかかわらず、先月4852台が販売され2月(3588台)より販売量が35%も増加した。今年に入り軽自動車販売量は1月(1万3109台),2月(1万5882台),3月(1万6345台)と着実に増える傾向だ。
小型車人気も侮れない。今年、後続モデルが出てくる起亜車プライドは昨年同様に月1000台水準の販売量を維持しており人気が冷める気配はない。生産人材投入問題で労組と摩擦を醸し出し物量確保に支障をきたしたりもしたが、新型アクセントも今年に入り3ケ月間に4350台が売れた。輸入車市場でも2000㏄以下の‘小さな車’が先月販売量の43.6%(4483台)を占めるほどの人気だ。フォルクスワーゲンのゴルフ、BMWのミニ カントリーマンなどが代表的だ。今年1~3月に売れた排気量2000㏄以下の輸入車は1万270台で、すでに昨年実績(2万9304台)の35%を越えた。
‘小さな車’全盛時代は当分続く展望だ。今年はじめ、モーニング、アベオ等の目を引く新モデルが相次ぎ発売されたのに続き、新しい軽・小型車が発売を控えているためだ。起亜車は新型モーニングを基盤としたクロスオーバー車両(CUV)を来る8月中旬、プライド後続モデルを来る10月頃に発売する予定だ。キム・ピルス大林大教授(自動車工学科)は「今年の軽・小型車市場は起亜車が掌握するものと見られる」として 「準中型車に肉迫する価格が負担になる消費者たちのためにオプションを大幅に除いた低価格型モデルを出す戦略も考慮する必要がある」と話した。
ファン・イェラン記者 yrcomm@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/car/471571.html 訳J.S