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中国 今年‘超大型黄砂’警告 "韓国・日本まで影響"

登録:2011-03-23 11:38
https://www.hani.co.kr/arti/international/china/469340.html

原文入力:2011-03-22午後09:02:21(798字)

パク・ミンヒ記者

今年は例年よりはるかに強力な黄砂が訪れるものと見られる。
中国国家林業局 チュ・リェコ副局長は21日 気象局専門家たちと黄砂関連会議を行った後、今春は中国北部地域で日照りが続いており一部地域で超大型黄砂災害が発生する可能性が高いと明らかにしたと<新京報>などが22日報道した。

昨年末から中国北部で‘100年ぶりの冬日照り’が続いており、内モンゴル、甘粛、青海、新疆など黄砂発源地に大量の砂ホコリが蓄積されたためだ。国家林業局は黄砂集中発生期間である3~5月に衛星映像判読業務を強化し、大型黄砂が発生する兆しが現れれば迅速に予報すると明らかにした。今年の黄砂発生回数は16~19回程度で昨年より若干減少するものと予想されている。

ヤン・グイミン中国中央気象台首席予報官は香港<明報>に 「超大型黄砂が発生すれば可視距離が50m以下となり、飛行機が離陸できなくなり、呼吸が難しくなり農作物も被害を受けることになる」とし 「大型黄砂は日本、韓国まで影響を与える恐れがある」と話した。最近、最も強力な黄砂は2006年4月17日に発生し中国内120万平方km地域と韓国、台湾などに影響を及ぼし、一日で33万tの砂煙が北京を覆った。

去る17日モンゴルと中国、内モンゴル、甘粛省などで大規模砂嵐が起き、18日から北京など中国北部で微細粉塵濃度が基準値を超過する現象が現れたが、北京の場合、可視距離が10kmを越えており黄砂が公式には発生していないと中国気象局は説明した。

北京/パク・ミンヒ特派員 minggu@hani.co.kr

原文: 訳J.S