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大東輿地図 広げれば長さ6.7m

登録:2009-02-12 01:41

原文入力:2009-02-11午後07:51:21
ファボンギャラリー古地図 展示

イム・チョンオブ記者

←キム・ジョンホの木版<大東輿地図>

最近開館したソウル,仁寺洞ファボンギャラリーで韓国関連古地図138点が展示されている。収集家のヨ・スング ファボンギャラリー館長が11日開館記念展示で始めた‘地図を愛して国を愛する’展だ。ヨ館長はこの展示に朝鮮全図17点,漢陽地図10点,地方地図39点,中国地図33点,西洋古地図17点など貴重な所蔵品を出して目を引いている。

注目される地図はキム・ジョンホの木版<大東輿地図>(写真)。1861年(辛酉本),1864年(甲子本)二度刊行され今まで国内に残った25点内外の伝来本の中で辛酉本 カラー完帙本だ。何回も修正された辛酉本でも詰めの段階のもので黄草嶺(ファンチョリョン)近隣山の連なり,咸鏡道(ハムギョンド)通達駅の位置などが校正されている。屏風のようにたたむことができるようになっている22冊の大東輿地図をすべて広げれば横3.8m,縦6.7mの大型全国地図が完成する。今回の展示で広げた姿を見られる。

‘朝鮮・琉球・蝦夷(北海道)および樺太(サハリン)・カムサスカ(カムチャツカ)・ラスコシマなどの色々な国接壌の形勢を見せるための小さい地図’も注目の的。1785年日本の経世家 林子平が出版した3冊からなる<三国通覧図説>(三国通覧図説)の付属地図5枚の内の1枚だ。比較的早い時期に独島の韓国帰属問題を明確にしたこの日本地図は現在20枚程度が残っていると知られている。鬱陵島と独島を‘朝鮮国’と同じ黄色で彩色し‘朝鮮が持つこと’(朝鮮ノ持ベ)という日本語文句を明記してある。

16~17世紀のものと推定される平安道江界地域の軍事地図も見逃せない。管轄 鴨緑江辺にこまかく配置された警戒所と破水の位置まで正確に描かれて国境守備状況を類推して見ることができる。 3月22日まで. (02)737-0057.

イム・チョンオブ選任記者blitz@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/culture/culture_general/338172.html

原文: 訳J.S