原文入力:2010-11-28午後06:38:10(1957字)
中国外交部 12月上旬に開き 6者会談再開議論 提案
大統領府 "今は議論する時ではない"
中国 先立って外信記者らに午後5時30分 異例的重大発表 予告
中国外交部が28日午後5時30分、記者会見を行い 来月上旬 北京で6者会談首席代表協議を開催することを提案した。中国外交部はこの会合で6者会談再開条件を用意されることを期待すると明らかにした。しかし大統領府はこれを事実上 拒否した。
中国側6者会談首席代表である武大偉韓半島事務特別代表はこの日、外交部庁舎で緊急記者会見を行い「現在の韓半島問題解決のための議論次元でこういう協議を提案する」と明らかにした。武大偉特別代表は「現在の韓半島情勢と関連して去る2005年9・19共同声明を土台に中国は12月上旬に北京で6者会談首席代表会談を提案し、その席でそれぞれの側の関心と重大問題に対し意見を交換しよう」と発表した。
彼は引き続き「国際社会が6者会談再開可否に関心を持っており、会談再開を通じ韓半島の平和と安定を守り、東北アジア安定に貢献することができると強調する」と明らかにした。合わせて「6者会談はそれぞれの側の間に疎通を増進し韓半島非核化を進展させる重要な作用をしながら、早期に6者会談を再開しようということが中国の一貫した立場」と付け加えた。
中国外交部は先立って内・外信記者らに緊急公示形式で午後5時30分‘重大情報’を発表すると予告した。毎週火・木曜日午後3時に行われている定例記者会見の他に中国外交部が緊急記者会見を行うのは非常に珍しいケースだ。
中国の6者会談首席代表会合提案に大統領府は事実上 拒否の立場を明らかにした。ホン・サンピョ大統領府広報首席は「6者会談と関連して中国側の言及があったが、比重を持っては議論されなかった」とし「今は議論する時ではないという点を明確にした」と伝えた。外交部関係者は「北韓が濃縮ウラニウム施設を公開したのに続き、延坪島を攻撃したというのに、これに対する明白な解明や措置なしに我々が何事もなかったように対話に出ることはできない」と話した。
中国の‘重大発表’は中国外交の最高位級要人である戴秉国国務委員が電撃訪韓し李明博大統領を長時間にわたり礼訪した後に出てきた。韓国、北韓間の緊張緩和のための中国の解決法と見える。戴秉国国務委員は最近、訪韓計画を取り消したヤンジェツ外交部長より高位級要人であり、金正日北韓国防委員長とも親しく北韓に実質的な影響力を行使できる人物として知られている。
大統領府は戴秉国国務委員が事実上、胡錦濤主席の特使資格で訪韓したと明らかにした。ホン首席はこの日の面談内容を発表しながら、戴秉国国務委員がイ大統領に胡錦濤主席と温家宝総理の命を受けて訪韓したと明らかにしたので、事実上の特使と説明した。ホン首席は戴秉国国務委員が中国最高指導部の口頭メッセージを伝達したとも明らかにした。
この日、イ大統領と戴秉国国務委員との出会いは異例の2時間15分という長い時間にわたりなされた。この席でイ大統領は6.25戦争以後、北韓の絶え間ない挑発を継続忍耐してきたが、今回北韓が追加で挑発してくるならば強力に対応するという点を明らかにしたとホン首席が明らかにした。イ大統領はまた、北韓の高濃縮ウラニウム プログラム公開に続き、民間人に対する無差別攻撃は重大な事態の変化であることを指摘し、中国側がより一層公正で責任ある姿勢を持ち韓半島平和に寄与してくれることを要請したとホン首席は伝えた。
中国がイ大統領の要請に態度を変えた様子はない。この日のホン首席の発表を見れば、中国は‘延坪島挑発’というわが政府の表現の代わりに‘延坪島事態’という単語を使った。また、延坪島事態と関連して、戴秉国国務委員がイ大統領に明らかにしたという内容も‘延坪島事態による韓国側の犠牲に哀悼と慰労を表わし、南北間平和のために状況が悪化しないよう努力する’という原則的な水準に過ぎない。
イ大統領は29日午前10時、大統領府で北韓の延坪島砲撃に対する対国民特別談話を発表する。イ大統領は談話で北韓の延坪島砲撃は大韓民国に対する明白な軍事的挑発であり民間人まで攻撃した非人道的行為と規定し、北韓が追加挑発する場合、断固たる報復を加えるという立場を繰り返し明らかにすると発表した。29日の定例ラジオ演説は特別談話に代替される。
eニュースチーム
原文: 訳J.S