サムスン電子のイ・ジェヨン会長と現代自動車グループのチョン・ウィソン会長が、11月に米国シリコンバレーで開催される人工知能(AI)フォーラムの諮問委員に加わる。同フォーラムはエヌビディア(NVIDIA)のジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)が共同議長を務める。
米国の新興ニュースメディア「セマフォー」は、イ会長とチョン会長が、11月に米シリコンバレーで開催されるグローバルCEOフォーラム「シリコンバレー&ザ・ワールド」の諮問委員会に名を連ねたと報じた。今年初めて開催されるこのフォーラムには、AI技術を開発する企業や投資機関、政策決定者ら350人が参加し、AIが経済成長、労働力、国家安全保障、エネルギー、資本市場などに及ぼす影響について議論する予定だ。
同イベントの共同議長は、フアンCEO、マイクロソフトのサティア・ナデラCEO、アルファベット・グーグルのルース・フォラット社長兼最高投資責任者(CIO)、米半導体企業AMDのリサ・スーCEO、アイコニックの創業者パートナーであるディベシュ・マカン氏の計5人。諮問委員には、イ会長とチョン会長をはじめ、アマゾンのアンディ・ジャシーCEO、ソニーグループの十時裕樹CEO、スナック元英国首相、レモンド元米国商務長官など、政財界の主要関係者約40人が名を連ねた。チョン会長は、4月に米国で開催されたセマフォー主催の経済フォーラムに出席したのに続き、今回のフォーラムの諮問委員としても参加することになった。
諮問委員会は、先端技術企業のCEOを中心とした「フロンティア委員会」▽AIインフラの投資家や金融機関で構成される「キャピタル委員会」▽産業現場におけるAIの適用を主導する「ビルダー委員会」▽次世代ユニコーン企業の創業者で構成される「ファウンダーズ委員会」など、役割に応じて4つの協議体で構成されている。
一方、イ会長とチョン会長は、李在明(イ・ジェミョン)大統領の米国訪問を機に、24~25日に開催されるシリコンバレーの「AIサミット」イベントで、フアンCEOらグローバル大手テクノロジー(ビッグテック)企業の経営者たちとAIエコシステムの拡大について議論するのに続き、11月のフォーラムでも再び一堂に会するものとみられる。