本文に移動
全体  > 経済

韓国不滅を信じて「借金で株式投資」、「マイナス通帳」残高が4.6兆円に

登録:2026-06-28 19:57
スマートフォンで株式チャートを確認している様子=チョン・ヨンイル記者//ハンギョレ新聞社

 韓国では銀行が最近、信用限度貸付(マイナス通帳)を縮小したり新規申請を制限しているにもかかわらず、「借金投資」(借金して投資)は全く減少していない。5大銀行のマイナス通帳残高は1カ月で1兆8千億ウォン(約1900億円)増加し、限度額を使い切った消化率は45%に達した。借金投資の需要は銀行業界を越えて保険・カード会社にも広がっている。

 28日、5大銀行(KB国民・新韓・ハナ・ウリィ・NH農協)によると、個人のマイナス通帳の合計残高は25日現在で43兆3363億ウォン(約4.6兆円)と集計された。2022年10月末(43兆6609億ウォン)以来、3年8カ月ぶりの最大規模だ。5大市中銀行のマイナス通帳残高は、4月末の39兆6675億ウォンから5月末の41兆5324億ウォンへと1兆8650億ウォン増加し、6月も25日までに1兆8039億ウォン増加した。コスピが10%近く上下するなど大きな変動性を示す中、マイナス通帳を活用した借金投資が増えたようだ。

 マイナス口座の限度設定額に対して実際に借りて使った利用率も、新型コロナパンデミック以降で最も高い水準に上昇した。5大銀行のマイナス通帳消化率は、25日平均で44.8%だった。銀行ごとに信用限度貸出を縮小しているが、株式市場の変動性が高まる中で、既に開設しているマイナス通帳を活用して短期流動性を確保する事例が増えていると銀行業界は説明している。マイナス通帳を含む全体の個人信用貸付残高は、25日現在で108兆7272億ウォンとなり、2023年6月(108兆9289億ウォン)以来3年ぶりの最大となった。

 直接的な株式投資関連の借金投資指標を見ると、5月末時点の信用融資残高は38兆ウォンで、最近5年間の平均値(20兆1千億ウォン)に比べて17兆9千億ウォンも増加した。5月末の証券担保貸出も26兆3千億ウォンで、最近5年間の平均値(20兆4千億ウォン)より5兆9千億ウォン増加した。

 借金投資の需要は、銀行業界を越えて、保険会社やカード会社にも拡大している。6月の全体家計貸出増加額(前月比)は、25日現在で5大銀行が3兆7千億ウォン、信用専門金融会社が7千億ウォン、保険が6千億ウォンの水準と集計された。大手損害保険会社5社(サムスン火災・現代海上・DB損保・KB損保・メリッツ火災)と生命保険会社3社(サムスン・キョボ・ハンファ生命)の5月の保険契約貸出合算残高は46兆8430億ウォンで、前月より5227億ウォン増加した。9社のカード会社(ロッテ・BC・サムスン・新韓・ウリィ・ハナ・現代・KB国民・NH農協カード)の先月末のカードローン残高(43兆2534億ウォン)も史上最大を更新した。金融委員会は、先に銀行業界・保険業界を続々と召集し、債務投資の管理を指示したうえ、近くカード会社などの信用専門金融会社も召集することにした。

チョ・ゲワン先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/finance/1265677.html韓国語原文入力:2026-06-28 19:12
訳J.S