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仲介乗り出すトランプ大統領「イスラエル、ベイルート進撃中止」…イラン交渉への努力

登録:2026-06-02 09:15 修正:2026-06-02 10:19
1日(現地時間)、イスラエル北部上ガリラヤ地域の国境地帯で、レバノン南部に対するイスラエルの空爆で煙が広がっている/EPA・聯合ニュース

 米国のトランプ大統領が、レバノンで衝突しているイスラエルと親イラン派武装組織「ヒズボラ」による戦争拡大の阻止に動き出し、イランとの終戦交渉を続ける姿勢を示した。

 トランプ大統領は1日(現地時間)、SNSのトゥルース・ソーシャルへの投稿で、「イスラエルのビビ・ネタニヤフ首相と非常に生産的な電話会談を行った」とし、「ベイルートに向かう部隊はなく、移動中だった部隊も戻った」と明らかにした。続けて、「最高位の代表を通じて、ヒズボラとも非常によい電話会談を行った」とし、「彼らはすべての射撃を停止することに同意した」と主張した。

 トランプ大統領は「イスラエルは彼らを攻撃せず、彼らもイスラエルを攻撃しないだろう」と強調した。その後、再び投稿し、「ネタニヤフ(首相)との電話で、レバノンのベイルートに対する大規模空爆は行わないよう要請した。彼は部隊を戻した。ありがとう、ビビ!」とし、「ヒズボラ指導部の代表とも電話で話し、彼らはイスラエルとイスラエル兵に対する射撃をやめることに同意した。同様に、イスラエルも彼らに対する射撃を中断することにした。どれくらい長く続くのか見守ろう。永遠に続くことを望む」と書いた。

 別の投稿では、「イランとの対話は急速に進んでいる」と明らかにし、仲介の努力がイランに向けられたものであることを示唆した。米国務省は、イスラエルとレバノン間の会談を2~3日に開催するという。

 在ワシントンのレバノン大使館も声明を通じて、「ヒズボラは、イスラエルによるベイルート南部郊外への空爆中止を条件に、米国の休戦案を受け入れた」と確認した。レバノン側の説明によると、米国が提案した構想は、ひとまずイスラエルによるベイルート南部への空爆中止と、ヒズボラのイスラエルに対する攻撃の停止を等価交換し、その後、休戦範囲をレバノン全域に拡大する方式だ。

 ネタニヤフ首相は、トランプ大統領による休戦発表の2時間後に公式声明を発表し、「トランプ大統領と電話会談を行い、ヒズボラがイスラエルの都市と市民に対する攻撃を停止しない場合、イスラエルはベイルートのテロ標的を攻撃すると伝えた」と述べた。あわせて、「われわれの立場は変わっておらず、イスラエル軍(IDF)は南部レバノンで計画通りに作戦を継続する」と述べた。ヒズボラが攻撃を停止すればベイルートを攻撃しないとする条件を再確認しながらも、南部レバノンでの作戦は別であることを明確にしたもの。イスラエルのカッツ国防相も同様に、現地メディアのインタビューで「レバノンに休戦はない」と述べ、南部レバノンでの軍事作戦を継続する意向を明確にした。

 トランプ大統領の仲介の試みは、イスラエルとヒズボラの衝突がイランとの終戦交渉を揺るがす恐れがあるとの判断によるものとみられる。これに先立ち、イラン準国営のタスニム通信は、イラン側の交渉チームがイスラエルのレバノン攻撃を休戦合意違反とみなし、米国との間接対話と文書の交換を中断することにしたと報じた。イランのアラグチ外相も「イランと米国の間の休戦は、レバノンを含むすべての戦線に適用される包括的な休戦」だとしたうえで、「どれか一つの戦線でもこれに違反する場合は、すべての戦線における休戦違反とみなす」と明言した。

 トランプ大統領は、イラン側の交渉中断報道について、この日のNBC放送の電話インタビューで、「彼らはわれわれにそのような通知はしていない」と述べた。さらに、「対話が中断するからといって、われわれが行って爆弾を浴びせはじめるという意味ではない」と述べ、軍事的対応とは距離を置いた。トランプ大統領はこの日早朝、トゥルース・ソーシャルを通じて、交渉のスピードを批判する国内政界の声を一蹴し、「イランは心から交渉を望んでおり、米国および米国とともにある人たちにとって、よい合意になるだろう」とし、「すべてが最後にはうまく解決するだろう」と主張した。

ワシントン/キム・ウォンチョル特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/arabafrica/1261467.html韓国語原文入力:2026-06-02 07:22
訳M.S

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