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韓国の航空宇宙防衛企業で爆発、死者5人…「ロケット推進剤の洗浄中に」

登録:2026-06-02 01:27 修正:2026-06-02 07:23
キム・ヨンフン雇用労働部長官(左)が1日、爆発事故が起きた大田市儒城区外三洞のハンファエアロスペース大田工場を訪れ、労働部の関係者に事故原因の調査について指示している=雇用労働部提供//ハンギョレ新聞社

 1日午前10時59分、大田市儒城区外三洞(テジョンシ・ユソング・ウェサムドン)のハンファエアロスペース大田事業所56棟の洗浄空室で爆発事故が起きた。この事故で工場の従業員5人が死亡し、2人がやけどを負って病院へ搬送された。

 搬送された2人のうち1人は全身に重い火傷を負っており、もう1人は命に別状はない。

 通報を受けた消防当局は100人あまりの人員と30台あまりの消防車を投入して消火にあたり、午後1時7分ごろに鎮火した。この火災で面積544平米の地上1階建ての建物が全焼した。

 ハンファエアロスペース大田事業所の関係者は合同ブリーフィングで、「ロケット推進剤の製造過程で様々な工具を製作しているが、その過程で付着した火薬を洗浄する工程中に爆発が起きたとみられる」と語った。

 近くの住民は、爆発音に驚いたと語った。近くに住むKさんは「バーンという音が聞こえて何かが落ちたのかと思って外に出てみたら、何もなかった。ハンファ(エアロスペース)が爆発したとは思いもしなかった」と語った。Kさんは爆発で死者が出たと聞き、「大変だ。うちの孫が2人あそこに通っているのに…」と語った。

1日午前10時59分ごろ、大田市儒城区外三洞のハンファエアロスペース大田工場で爆発事故が発生した=読者提供/聯合ニュース

 同事業所では、韓国型ミサイル防衛システム(KAMD)の上層の防衛を担う長距離地対空誘導兵器(L-SAM)、多連装ロケット「天橆(チョンム)」、空対地誘導弾「天剣(チョンゴム)」などを生産している。同事業所では2018年5月にもロケット、魚雷、砲弾に固体燃料を充填する施設で爆発が起き、5人が死亡し4人が負傷。2019年2月にも爆発と同時に火災が発生し、3人の労働者が命を落としている。

1日に火災が発生し、7人の死傷者が出た大田市儒城区のハンファエアロスペース大田事業所。警察が立ち入りを規制している=キム・ヘユン記者//ハンギョレ新聞社

 大田消防本部は今年1月、防衛産業分野の国家重要施設となっている大田事業所の消防・防火・避難施設の維持管理状況、ぜい弱要因、火災発生時の緊急対応体制などを点検していた。ハンファエアロスペースの事業報告書によると、同事業所は昨年1月に大田儒城消防署から、危険物予防規定(災害予防教育)未履行を理由に200万ウォンの過料を科されている。

 李在明(イ・ジェミョン)大統領は事故について報告を受け、「人命救助と事故収拾に投入可能な資源を総動員」するよう指示した。大統領府のカン・ユジョン首席報道官は「李大統領は事故の原因を徹底調査するとともに、再発防止策を講じるよう指示した」と述べた。雇用労働部は同事業所に対して作業中止措置を取った。

チェ・イェリン、キム・ジュンゴン、キム・ナミル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/area/area_general/1261340.html韓国語原文入力:2026-06-01 13:40
訳D.K

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