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「燃油サーチャージ、往復112万ウォン」…1日から史上最高値=韓国

登録:2026-05-02 02:46 修正:2026-05-02 09:37
先月16日、仁川空港から離陸するアシアナ航空の旅客機/聯合ニュース

 米国・イスラエルとイランとの戦争の長期化で国際原油価格が高騰しているため、韓国で5月から航空券に史上最高水準の燃油サーチャージ(加算金)が課される。4月と比較して、国際線は最大で2倍以上、国内線は4.4倍以上になる。

 5月から適用される燃油サーチャージは、国土交通部の距離比例制で最高段階の33段階(1ガロン当たり470セント以上)に当たる。最高段階が適用されたのは、2016年の現行制度の導入後初めて。今年3月には6段階だったものの、4月には18段階となり、5月には33段階へと跳ね上がった。戦争の影響で、燃油サーチャージの算定基準となる3月16日~4月15日の「シンガポール現物市場航空燃料平均価格(MOPS)」が史上最高値(1バレル当たり214.71ドル)を記録したことによるもの。

 燃油サーチャージは、原油価格の上昇によるコスト増加を補填するために航空会社が運賃に付加するもの。搭乗日ではなく発券日を基準に付加される。前々月の16日から前月の15日までのMOPSを基準に月単位で設定され、国際線は運航距離に応じて適用される。

 値上げにより、大韓航空は5月から片道だと国際線の燃油サーチャージが7万5000から最大で56万4000ウォン(約8000~6万100円)となる。前月から73~106%の値上げだ。ニューヨーク、パリなど、米州や欧州路線の燃油サーチャージは56万4000ウォンに設定されており、往復だと燃油サーチャージだけで112万8000ウォンにもなる計算だ。先月は往復で60万6000ウォンだった。

 アシアナ航空も今月は片道で燃油サーチャージが8万5400ウォン~47万6200ウォン(9100~5万800円)となる。格安航空会社の最大距離の国際線の燃油サーチャージは、チェジュ航空は58ドル(4月)→126ドル(5月)、ティーウェイ航空は21万3900ウォン→40万6900ウォン(約4万3400円)となる。同期間の国内線の燃油サーチャージも7700ウォン→3万4100ウォン(約3640円)に値上がりする。今月中に4人家族が済州島行きのチケットを購入すると、往復の燃油サーチャージは先月より21万1200ウォン高くなる。

 現行制度では、33段階は航空会社が課せる燃油サーチャージの上限。原油価格がさらに上昇したとしても、航空会社は燃油サーチャージをこれ以上引き上げることはできない。航空業界は一部の便を減便したり、減便を検討したりしている。アシアナ航空は今月、国際線3路線で計8便の運航を削減する計画だったが、最近13便に拡大した。ジンエアーは、4月に8路線で往復45便の運航を中止したのに続き、今月は14路線で131便の運航を中止した。

イ・ジュビン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/1256823.html韓国語原文入力:2026-05-01 13:38
訳D.K

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