国際原油取引の基準となるブレント原油価格が9日、1バレル当たり100ドル、110ドルのラインを順次突破した。
マーケットウォッチの集計によると、8日(現地時間)午後10時に取引を開始した英国ロンドンの国際取引所(ICE)プレマーケットで、5月物のブレント原油先物の価格は101.69ドルで取引を開始。先物価格は上昇を続け、一時は111.04ドルまで跳ね上がった。10時20分の時点で107.75ドルで取引されている。
ブレント原油の先物価格は、6日(現地時間)の清算価格が1バレルあたり92.69ドルで、午後11時の取引終了時にはさらに0.63ドル上昇し、93.32ドルとなった。
米国とイスラエルによる2月28日のイラン攻撃前の最後の取引(27日)では、5月物のブレント原油先物の清算価格は72.87ドルだった。
イランによるホルムズ海峡封鎖で原油輸送に支障が生じて貯油施設に余裕がなくなっていることを受け、クウェートなどは原油の減産を開始。さらに、イランが強い抵抗の意志を示しているため、戦争の長期化の懸念が原油価格を押し上げ続けている。
イランの最高権力機関である専門家会議は8日(現地時間)、米国による空爆で死亡したハメネイ師の後継者として、ハメネイ師の次男のモジタバ師を公式に指名した。ロイターがイラン国営メディアを引用して報じた。