原文入力:2010-07-26午後07:41:43(1545字)
米、烏山基地で公開…マッハ1.6速度にステルス機能
東海 韓米合同訓練 二日目、対潜水艦・空軍 編隊訓練 実施
←ジェフリー レミントン米国7空軍司令官が26日、京畿道烏山の米空軍基地で韓・米連合訓練に参加したF-22(ラプター)戦闘機を公開し、訓練での役割を説明している。米国空軍の次世代主力戦闘機であるF-22が韓国飛行訓練に参加したのは今回が初めてだ。烏山/写真 共同取材団
韓国と米国は天安艦事件対応のための東海連合訓練‘不屈の意志’実施2日目の26日、海上と空中で大規模先端戦力の威容を誇示した。特に1機の価格が1億ドルを越える最新鋭F-22(ラプター)戦闘機4機をこの日、韓国言論に初めて公開した。F-22はこの日の編隊飛行で韓半島で初の公式任務飛行を行った。
ジェフリー レミントン米7空軍司令官はこの日、京畿道烏山空軍基地第5偵察大隊格納庫で戦闘準備をし待機中のF-22と操縦士を直接紹介し、「F-22の今回の訓練参加は韓半島と東北アジア地域安定に対する米国の関心が多大だということを傍証するもの」と明らかにした。彼は「日本、沖縄、嘉手納基地に配置されたF-22が今回の訓練に参加したことは、F-22が有事の際に太平洋全域に展開できるということを示している」と強調し、北韓だけでなく中国もF-22の牽制対象に入る可能性があることを表わした。
航続距離3000余km、作戦半径700km余りに達するF-22が、韓半島上の韓-米連合訓練に公式参加したのは今回が初めてだ。F-22は離陸後、30分以内に北韓、寧辺核施設を打撃することができ、1時間以内に北韓全地域での作戦遂行が可能だ。最大巡航速度はマッハ1.6に及び、加速器を使わずにマッハ1.5の速度を出すことができる。また、最大250km離れたところの直径1mの物体を識別し位置と情報を把握することができる。サイドワインダー(AIM-9)ミサイル2発とアムナム(AIM-120)ミサイル6基または、2基の統合直撃弾(JDAM)を装着することができる。何より気体表面のレーダー反射面積が0.0001㎡に過ぎず敵のレーダーに見つけられないステルス機能が優れている。
F-22操縦士ブランドン テルレス大尉は 「今回の訓練を通じて多様な戦術開発がなされるだろう」 としながら「北韓の追加的な挑発を抑制できる、更に効果的な方案が用意されるだろう」と話した。女性F-22操縦士であるジェイミー チェミスン少佐も今回の訓練に参加している。
この日、江原道、東海東側および北側海上と鬱陵島近隣海上では、米国の核推進航空母艦ジョージ ワシントン号とアジア最大の輸送艦である韓国海軍の独島艦、韓国型駆逐艦、両国潜水艦など20隻余りの艦船が東海を通じて浸透する敵の潜水艦を探知し攻撃する‘対潜水艦自由攻防戦訓練’を展開した。軍関係者は「今日の訓練は魚雷など水中武器を実際に発射するよりは、両国艦艇の通信交換など戦闘シミュレーションを中心に進行された」と話した。北方境界線(NLL)から南に13.3km離れた江原道、巨津東側16km海上では敵の攻撃を仮想し、これを撃退する連合空軍編隊訓練も行われたと知られた。
訓練3日目の27日にはF-22が参加する中で、空対地射撃訓練と対潜水艦・対空・対艦射撃訓練、海上特殊作戦部隊訓練などが行われる。
烏山・東海/共同取材団、ソン・ウォンジェ記者 wonje@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/432106.html 訳J.S