原文入力:2010-01-12午前09:15:28
‘ウェブ2.0 自殺機械’社会関係網アカウント削除サイト登場
フェイスブック "許容しない" …‘忘れられる権利’立法の動きも
ク・ポングォン記者
←‘ウェブ2.0自殺機械’ (suicidemachine.org).
インターネットに自発的に公開した私生活情報をサイバー空間に永遠に保存するのか,消すのだろうか? 私たちが自ら作り出したサイバー上のまた別の自我は有機体とは異なり不滅の存在なのか、さもなければ誕生と同じく死もあるべきか?
ツイーター・フェイスブックなど社会関係網サービス利用者が増え、グーグルが最近これらのサイトを検索結果に含ませ‘リアルタイム検索’時代を開くことになり私生活侵害の憂慮につながっている。(<ハンギョレ> 1月5日付19面)
個人情報が公開されサイバー空間で永久に流通するという意識を持たずにペンネームやIDを使うので‘匿名’という考えの下に自身の経験や居住地・学校・職場・友人に関連した文を多様なサイトに上げた短い文が、検索を通じてこれを総合すれば自身に対する総合的情報を完成し身元把握をする‘プロファイリング’が可能になるためだ。
‘リアルタイム検索’が持たらす便宜に劣らず、私生活露出と過度な仮想世界没入をどのように解決するかが解決の難しい課題として浮上した。
■‘私生活露出の痕跡を消せ’
すでに社会関係網サービスによる私生活侵害を解決するための多様な方法が提示されている。オランダ出身の開発者たちが先月開設した‘ウェブ2.0自殺機械’(suicidemachine.org)は社会関係網サイトにあげた文と写真を全て消しアカウント自体をなくすサービスを行っている。このサイトでツイーター・フェイスブック・マイスペースなどに加入した社会関係網サイトのアカウントと暗証番号を入力し‘削除’を要請すれば、この間に残した痕跡をきれいに消してくれる。このサイトは「ストーカーたちから抜け出し、あなたの実際生活に戻りなさい、にせ物の友人の代わりに本当の隣人に会い関係を改善しなさい」というスローガンを掲げ過度なサイバー関係執着に警告を発している。最近までに850人余りがこのサービスを利用し数万人のサイバー友人との関係を切り20万件を越えるツイーターの文を消した。
これより先立って作られた‘セップク’(seppukoo.com)もオンライン アカウント削除を支援するサイトだ。セップクは日本語で‘切腹’だ。このサイトは日本の武士が名誉回復のために‘割腹自決’を選択したように、サイバーアイデンティティを捨て実際の自我を回復しろと薦めている。
■フェイスブック "私生活の時代は終わった"
これら‘社会関係網 自殺ウイルス’が広まり、さらに多くの会員たちのアカウントと個人情報を基盤とする社会関係網サイトの反撃が始まった。3億5000万会員を保有する世界最大の社会関係網サイト フェイスブックは去る4日から‘ウェブ2.0自殺機械’のIPを遮断し、フェイスブック アカウントを削除できないようにした。フェイスブックはアカウント遮断理由を自社のサービス規定に外れるためと明らかにした。フェイスブックは昨年末にセップク サイトも遮断した。だが、フェイスブックと異なりツイーター・マイスペースなどはこれらのアカウント削除代行サイトを遮断していない。
フェイスブック創業者のマーク ザッカーバーグは去る8日「今もう一度フェイスブックを作るならば、少数の友人にだけ許す個人情報を‘皆に公開’を基本に設計する」として「去る数年間に(私生活公開に対する)社会的基準が変わった以上、それを反映しなければならないだろう」と話した。外信は‘プライバシーの時代は終わった’と報道した。
■‘忘れられる権利’立法の動き
フランスではインターネットで個人情報の流通期限を設定する‘忘れられる権利’を立法化するための動きに入ったと<BBC>が去る8日報道した。フランスで論議中の‘忘れられる権利’とは、インターネット業者と移動通信会社が電子メールや文字メッセージに対し保管期限を設定し、期間が過ぎればその記録を削除するようにする概念だ。パリ ソルボンヌ大学のティビナ プロメ教授は「これは無罪推定権と関連した概念であり(無分別に個人情報をオンラインに上げた)青少年たちが社会生活を始めてから犯罪疑惑を受けないようにするためのもの」と趣旨を説明した。 ク・ポングォン記者starry9@hani.co.kr