原文入力:2009-11-12午後11:38:14
人民銀行 "ドルだけでなく主要通貨との連動考慮"
パク・ミンヒ記者
中国が人民元の切上げを容認するという信号を送った。
中国の中央銀行である人民銀行は11日に出した3分期通貨政策報告書で人民元為替レートをドルだけでなく主要通貨と連動し策定する方案を考慮すると明らかにした。報告書は「人民元の価値を基本的に安定的に維持する」という既存字句は削除し「国際資本の流れと主要通貨を勘案し為替レート体系を改善させる」という内容を追加した。
これは米国とヨーロッパ連合(EU),日本などの人民元切上げ圧力が強まっている状況で、15~18日のバラク・オバマ米国大統領の訪中に合わせ中国政府があらかじめ人民元切上げを示唆したものと分析される。昨年の金融危機以後、中国は輸出を支援するためにドル当り約6.83中国元に為替レートを事実上固定させる政策をとってきた。去る2月以後、ドルが円とユーロなど主要通貨バスケット対比で13%下落し人民元の価値もこれに連動して下落した。
専門家たちは今週末のアジア太平洋経済協力体(APEC)首脳会議を控え11日に回覧されたAPEC財務長官声明草案に「金利と為替レートの融通性が全世界経済成長に重要だ」という文句が入ったことも中国が人民元切上げを容認する意思を示す原因になったと解説する。11日発表された中国の10月度産業生産は16.2%増加し19ヶ月ぶりに最大幅の成長を現わし、人民元切上げ圧力に力を加えた。内需拡大を通じた中国経済の体質改善の必要性も中国が人民元切上げを考慮する核心的理由だ。
だが輸出展望が相変らず暗い状況であり中国政府が実際に人民元切上げに出るまでには時間がかかり上昇幅も制限的であるという分析が優勢だ。
北京/パク・ミンヒ特派員minggu@hani.co.kr
原文: 訳J.S