本文に移動

米、ステルスB-2に続き、今度は先端戦闘機? 核空母?

登録:2013-03-31 22:43 修正:2013-04-01 07:48

 米国が核兵器の搭載が可能な戦略爆撃機B-2を韓半島に出撃させたのに続き、遠からずまた別の先端兵器を誇示する方針だと米国<ウォールストリート ジャーナル>が30日(現地時間)報道した。 北韓の威嚇と米国の武力誇示が相乗作用を起こし当分は韓半島の情勢悪化が続くものと見られる。

 米国国防部はどんな先端兵器を韓半島に追加で送るかは明らかにすることを拒否したが、匿名を要請した官吏は「韓-米合同訓練が行なわれている間に米国の独歩的な先端力量を続いて見せるだろう」と話したと、この新聞は伝えた。

 ウィ・ヨンソプ国防部副報道担当者も「来週、米国の先端兵器の中で別のものがさらに来るかもしれない」として「戦略爆撃機と核推進潜水艦は来たが、核推進航空母艦は来ていない。 核推進航空母艦が実際に来るか否かは分からない」と話した。 彼は「韓国軍と米軍としては、北韓の軍事的威嚇には絶対に屈服できないという立場を持っている。 従って何であれ追加で来るかもしれない」と付け加えた。

 米国のこうした積極的対応は、北韓に‘無謀な行動をするな’と警告すると同時に、同盟国を安心させることが目的だと<ウォールストリート ジャーナル>は分析した。 米国の官僚たちの間では、戦略爆撃機が訓練任務で韓半島に出撃することが北韓を刺激し、誤った判断を招く危険があるという憂慮も出ているが、韓国とのこのような連合訓練が窮極的には状況を安定させる効果があるという判断が作用していると新聞は伝えた。

 韓・米外交当局の動きも素早くなっている。 ユン・ビョンセ外交部長官は2日に米国を訪問する。 ジョン・ケリー米国国務部長官も11日に韓国を訪れる。 新政府スタート直後という特殊性があるが、両国の外交指令塔がこのように短い期間に互いに行き来して連続会合を行なうのは異例的だ。

 ユン長官は4日まで米国に留まり、ジョン・ケリー国務長官と初めての韓-米外交長官会談を持つ。 また、ケリー国務長官は10~11日、英国ロンドンで開かれるG8(主要8ヶ国)会談に参加した後、直ちに韓国を訪れる。 ケリー長官の訪韓は韓・中・日 東北アジア3ヶ国歴訪形態でなされる。 外交部高位関係者は、両長官の異例的な連続会合と関連して「ユン長官があえて米国に行くのは新、政府の対北韓政策を米国に直接説明する必要があるため」とし「ユン長官は訪米期間にケリー長官だけでなく官民の外交・安保関係者、専門家などに広く会って意見を交換することになるだろう」と話した。

ワシントン/パク・ヒョン特派員、キム・キュウォン記者、パク・ビョンス先任記者 hyun21@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/580539.html 韓国語原文入力:2013/03/31 22:28
訳J.S(1273字)

関連記事